AppBank の主任です。
Wall Street Journal(WSJ)によると、Apple は iOS 7 の iMessage で起きている不具合を認識しており、現在修正を行っているようです。
iMessage は iPhone だけでなく、iPad/iPod touch でも使える MMS のようなメッセージサービス。利用料金は無料です。
今回問題となっているのは、iMessage を使ってメッセージを送信する際の不具合です。
WSJ によれば「当初はメッセージの送信が完了しているように見えるものの、後でメッセージアプリを確認すると送信できていない」というもの。
エラーが出て送信できない場合、メッセージアプリでは以下のように「!」が表示されます。アプリ内で【!】をタップすると再送信できます。
Apple の声明によれば、iOS 7 の次期バージョンでこの問題を修正する予定のようです。
先ほど iOS 7.0.3 に関する噂をご紹介しましたが、おそらくこのバージョンで iMessage の問題が修正されるものと見られます。
iOS 7.0.3 のリリースは「来週中」と推測されています。
「アップデートを待つ」以外の対処法
iOS 7.0.3 のリリースまで待てない場合は、WSJ が紹介している2つの方法をお試しください。ただ、確実に効果がある訳ではないようです。
1つは「再起動する」。強制再起動ではありません。方法は以下の通りです。
iPhone/iPad の電源(ロック)ボタンを長押しすると、赤いスライダーが現れます。これを左から右にスライドすると電源が切れます。
電源が切れたことを確認したら、電源ボタンを押します。すると Apple マークが表示され、その後でロック画面が表示されます。これで再起動は完了です。
もう1つは「ネットワーク設定をリセットする」。以下の方法で行えますが、Wi-Fi の設定などがリセットされてしまうので再設定する必要があります。
左:下にスクロールして【リセット】をタップして…
右:【ネットワーク設定をリセット】をタップします。