AppBank の主任です。
9to5Mac が、年内発表の可能性がある製品をリストアップし、その数の多さから Apple は年内に2つのイベントを開催する可能性があると推測しています。
(画像は iPhone 5s/5c の発表イベントの招待状)
(画像引用元:Apple announces special event for September 10 – The Loop)
ただ、現時点では10月15日(米国時間)に次期 iPad/iPad mini 発表イベントが開催されるとの噂しかなく、2つのイベントが開催されるとの噂はありません。
年内に発表される可能性がある製品
9to5Mac は年内に発表される可能性がある製品として、以下のものを列挙しています。
- iPad 5
- Retina Display を搭載した iPad mini(Touch ID は搭載せず?)
- Retina Display を搭載していない iPad mini(廉価版?)
- 省電力の Haswell プロセッサを搭載した MacBook Pro
- Haswell プロセッサを搭載した Mac mini
- OS X Mavericks
- Mac Pro
- Macに関する誰も知らない製品(2013年末発売)
- 新しい Apple TV
- iWork for Mac/iOS
- Final Cut Pro などのプロ向けソフト
数が多い上に、「iOS」と「Mac」・「一般ユーザー」と「プロユーザー」というように製品カテゴリもバラバラです。
そこで 9to5Mac は「Apple は、これらをひとまとめに発表できるだろうか?」と疑問を投げ掛けています。
2つのイベントに分けて発表する理由
9to5Mac は3つの理由を主張しています。
第一に「対象となるユーザーが異なる製品を一度に発表する必要性がない」。第二に「2回に分けて発表する方が製品の供給・マーケティングの観点で効率的」。
さらに「1つのイベントで大量の製品を発表すれば、消費者を困惑させる恐れがある」と述べています。
9to5Macが予想する、2つのイベントの内容
来月に開催されるイベントでは新しい iPad と iPad mini、新しい iOS 用アプリと Apple TV の新モデルを発表するとしています。
その後、数週間以内に Mac 用の基本ソフト「OS X Mavericks」や 新しい Mac Pro・MacBook Pro・Mac mini、iWork の発表イベントが行われると予想しています。
また、この Mac に関するイベントでは一新された Mac Pro が発表されるので、同じくプロ向けの Apple の液晶ディスプレイも発表されるのではないかと推測しています。
Macの目玉製品は発表済み
この予想に対する反論もあります。
Mac のカテゴリに属する製品の中で特に変化が著しいのは「Mac Pro」と「OS X Mavericks」ですが、これは2013年6月の WWDC で発表済み。
また、MacBook Pro・Mac mini はプロセッサなどの内部パーツをアップグレードするマイナーチェンジと見られています。
先日発売された iMac の新モデルはプロセッサなどを変更しただけのマイナーチェンジなので、Apple による発表イベントは行われませんでした。
さらに、現在の Mac は Apple の主力製品ではありません。
こうした状況にある Mac のために、Apple がわざわざ別のイベントを開催するとは考えにくい、という意見です。
現時点で 9to5Mac の予想を裏付ける噂はないようですが、果たしてどうなるのでしょうか。今後の噂・Apple の動向に注目です。