AppBank の主任です。
LINE の発表によると、9月30日からドコモ・ソフトバンクのAndroid 端末を利用する、18歳未満の LINE ユーザーにも ID 検索機能の利用制限が始まります。
この制限は2012年12月から始まっており、au の Android 端末を利用していて18歳以上と確認されていない場合には ID 検索機能が制限されています。
その背景には外部のウェブページで ID を公開し合い、「友だち」となることで思わぬトラブルに巻き込まれた事例が報告されていることが挙げられます。
9月30日から全Android端末でID検索機能がオフに
ドコモ・ソフトバンクのすべての Android 端末で、9月30日(時刻未定)から ID 検索機能がオフになります。
これは年齢に関係なく行われます。この制限を解除するには、後述する「年齢認証」を行う必要があります。
au の Android 端末では、すでに利用制限が行われています。制限を解除するにはドコモ・ソフトバンクと同様に「年齢認証」が必要です。
制限を受けるとどうなる?
この制限を受けている LINE ユーザーが ID を公開したとしても、他のユーザーが LINE でその ID を検索することができません。
また、この制限を受けている LINE ユーザーは他のユーザーの ID を検索できません。
制限を解除するには?
ドコモ・au・ソフトバンクが提供する「年齢認証」を行う必要があります。
既に LINE を利用しているユーザーは、設定で ID に関する機能を使用する際に年齢認証が行えます。
LINE を新たに使い始める場合は登録の際に認証を行わないと、18歳未満と判断されるので ID 検索機能は制限されます。
年齢認証サービスの仕組み
ドコモ・au・ソフトバンクともに自社ページに移動し、そこで情報提供先・提供する情報を確認して同意すると年齢情報がサービスに提供されるようです。
提供される年齢情報は「サービスが指定する年齢に達しているか否か」というもので、生年月日・満年齢は提供されません。
元となるのは契約者の生年月日です。したがって親の名義で契約した携帯電話を子供に渡している場合は「使用者登録」「利用者登録」を行った方が良いでしょう。
18歳未満のユーザーが「友だち」を追加するには?
LINE の公式ブログでは、「ふるふる機能」「QR コードの読み取り」のほか、電話番号を交換した上で LINE と電話帳を連携させて追加する方法が紹介されています。
iPhoneは対応する?
現時点で iPhone は制限の適用対象外となっており、「順次適用する予定」と述べられているのみで具体的な時期は決まっていません。