AppBank の主任です。
Apple が、発売から3日間で900万台の iPhone 5s と iPhone 5c を販売したと発表しています。両モデルの比率は非公表です。
さらに発表によると、iOS 7 をインストールした iPhone/iPad/iPod touch が2億台に達したとしています。
iOS 7 の一般配布開始日は9月18日(米国時間)。この発表は9月23日に行われたものなので5日間での記録になり、Apple によるとこれまでで最も速い記録だとしています。
iPhone 5s/5c の900万台を差し引くと1億9,100万台が iOS 7 にアップデートしていることになります。
iPhone 5s/5c、人気なのはどっち?
Localytics によると、アメリカでの iPhone 5s の利用台数は iPhone 5c の3.4倍。いわゆる「新しい物好き」は iPhone 5s を好んで買っていると分析されています。
(画像引用元:iPhone 5s Outsells 5c by a Factor of 3.4x in the United States Opening Weekend Localytics)
なお、世界全体では iPhone 5s の利用台数は iPhone 5c の3.7倍になり、日本では5倍になると Localytics は報じています。
このデータは発売から48時間以上が経過した時点で、一般的な消費者の動向を反映しているとは言えず、今後も同じ傾向が続くは分かりません。
しかし、現時点で人気なのは iPhone 5s と言えそうです。
iPhone 5sはどれくらい売れたのか?
Localytics のデータを元に考えると、おおよその販売台数は iPhone 5s で709万台、iPhone 5c で191万台と思われます。
ちなみに過去の Apple の発表によれば、iPhone 4s は発売から3日間で400万台、iPhone 5 は500万台を販売しました。
売上が伸びた要因として考えられるのは中国です。iPhone 5s からはアメリカ・日本と同日発売になっています。