AppBank の主任です。
トレンドマイクロが、iPhone 5s に便乗したフィッシングメールが見つかったと発表しました。
フィッシングとは偽のウェブページに誘導し、メールアドレス・パスワードなどの情報をだまして盗み取る行為です。集められた情報は悪用される恐れがあります。
今回発見されたメールでは、送り主を「Apple Store」と装っています。
(画像引用元:iPhone 5s に便乗するフィッシングメール、早くも確認される | トレンドマイクロ セキュリティ ブログ (ウイルス解析担当者による Trend Micro Security Blog))
メールの内容は「プロモーション企画の一環として抽選を行ったところ、iPhone 5s と iPad が当たりました。リンクからログインしてください」というものです。
リンクを開くとメールアドレス・パスワードの入力画面が表示されますが、トレンドマイクロによると、ここで入力した内容はサイバー犯罪者に送信されます。
発売直後は入手困難が予想される iPhone 5s だけにメールが日本語化されるなど、手口が洗練される恐れがあります。
今回のようなフィッシング詐欺に対し、トレンドマイクロは「うまい話にはワナがある」という意識を持つことが重要、と注意を促しています。
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