AppBank の主任です。
Mac Rumors によると、iPhone 5s のグラフィック性能をテストした結果がウェブサイトに掲載されています。
テストに使われたのは GFXBench というグラフィック性能を計測するアプリ。計測結果はウェブサイトで公開されます。
そのテスト結果を見る限り、iPhone 5s は iPhone 5 の約1.3〜1.9倍のグラフィック性能を持っているようです。
(画像引用元:Early Graphics Benchmarks Show Significant Boost for iPhone 5s – Mac Rumors)
ここで計測しているのは「fps」、1秒間のフレーム数です。グラフィックに関する性能が高ければ「fps」の数値は上がります。
CG などのアニメーションは静止画の連続で、この静止画のことを「フレーム」と呼びます。1秒間のフレーム数が多ければアニメーションの動きは滑らかになりますが、その分だけ性能も要求されます。
正確な結果ではない?
とはいえ、まだ iPhone 5s の発売前なので、これが本当に iPhone 5s のテスト結果なのかは確認することができません。
iPhone 5s は「A7」という 64bit プロセッサを搭載し、アプリから利用できるグラフィック用の命令集「OpenGL ES 3」に新たに対応していますが、GFXBench はいずれにも未対応です。
また、テストは1回しか行われていないので、たまたま条件が良かった・悪かったという可能性も否定はできません。通常、こうしたテストは複数回行います。
より正確な結果を得るには iPhone 5s の発売を待つ必要がありそうです。