AppBank の主任です。
Wall Street Journal(WSJ)によると、Apple は 4.8インチから6インチまでの液晶を搭載した iPhone をテストしているようです。
現在販売されている iPhone 5 は4インチの液晶を搭載しているので、これよりも大型の液晶を搭載しているものと思われます。
これらは試作品なので、9月10日発表が噂される次期 iPhone は、従来と同じ4インチ液晶を搭載するようだ、とも報じています。
最大6インチとなると、ファブレットに分類される Galaxy Note 3(5.7インチ・本体サイズは幅79.2×高さ151.2×厚さ8.3ミリ)よりも液晶は大型になります。
WSJ は7月にも「Apple が大型液晶を搭載した iPhone を試作」と報じていました。
また、6月にはロイターも「4.7と5.7インチ液晶を搭載した、2種類の iPhone を検討中」と報じています。
液晶を大型化する動き、その背景は?
WSJ は「Apple のライバル企業であるサムスンが、様々な価格帯・サイズのスマートフォンを発売して売上げが好調であること」を理由として挙げています。
有望な市場と見られるインドでは200ドル前後で5インチのファブレットが人気、との報道もあります。価格はともかく、Apple にこのサイズの製品はありません。
Apple 社内では2007年の iPhone 発売以来、様々な価格・サイズの iPhone を発売する案が話し合われてきた、とも報じています。
9月10日には廉価版 iPhone も発表されると言われており、これが事実であるとすれば、Apple の iPhone 販売戦略は変わりつつあるのかもしれません。