次期iPad・iPad miniはA7Xプロセッサ搭載で年内発売?廉価版は来年か。

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AppBank の主任です。

Mac Rumors によると、KGI 証券の Ming-Chi Kuo 氏が新たな予測を発表しました。

Kuo 氏は部品供給業者などの情報を元に Apple の新製品に関する予測を行っています。これまでに iPhone 5S/5C の販売価格128GB モデルの登場などを予測しています。

同氏の予測によると、iPad 5 と第2世代 iPad mini は2013年の第4四半期(おそらく10-12月)に、廉価版 iPad mini が2014年に発売されるとしています。

なお Mac Rumors は9月10日のイベントでは iPhone と iOS 7 が発表されるのみで、iPad・Mac などは発表されないとしています。

目次

iPad 5・第2世代iPad miniは「A7X」を搭載?

現在、第4世代 iPad には「A6X」プロセッサが搭載されています。これは iPhone 5 に搭載されている「A6」の描画能力などを向上させたものと言われています。

iPhone 5S は「A7」プロセッサを搭載すると言われており、これの描画能力を改良したものが「A7X」プロセッサと思われます。

(画像は iPad 5 用とされるパーツ)

iPad 5


(画像引用元:iPad 5 Rear Housing Hands on! | Cell Phone News and Rumors From Fanatic Fone

「A7」は「A6」に比べて 31% 高速になっているとの噂があります。

これが事実とすれば、「A7X」においても処理能力だけを比較すれば「A6X」より 31% 高速になると考えられます。

なぜ第2世代iPad miniにも?

現在の iPad mini は「A5」プロセッサを搭載しており、これは現在販売されている iPad 2 のプロセッサと同じと考えられています。

(画像は現行の iPad mini)


第2世代 iPad mini は、ディスプレイの解像度が縦横でそれぞれ2倍になる「Retina Display」を搭載すると言われており、これに対応するために「A7X」を搭載する可能性は十分に考えられます。

ただ、iPad 5 に比べてバッテリ容量は少なくなるので、「A7X」を搭載する場合はプロセッサの動作速度を抑えたり、その他の点で消費電力の削減が行われると思われます。

第2世代iPad miniにRetina Displayは搭載されるのか?

Kuo 氏は年内に発売される iPad mini には Retina Display は搭載されない、と予測していましたが、状況が一変。

Retina Display に相当する液晶を搭載した Android タブレットが既に発売されたことに危機感を持ったのか、Apple は開発スピードを上げたとしています。

その結果、年内にも Retina Display を搭載した、第2世代 iPad mini が発売されるとしています。ただし、具体的な時期は不明です。

Kuo 氏の予測によれば、噂されていた「黒・白以外のカラー」は開発スピードを上げるために廃案になった模様です。

廉価版iPad miniは2014年発売?

さらに Kuo 氏は、2014年の早い時期に廉価版 iPad mini が発売されるとしています。

この iPad mini は Retina Display を搭載していないものの、iPhone 5 と同じ「A6」プロセッサを搭載するとしています。

これが事実ならば、「A5」を搭載した現在の iPad mini より高速になると思われます。

参考

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