AppBank の主任です。
韓国のニュースサイト ETnews が、iPhone 5S・廉価版 iPhone が発売される今秋にも iPhone 5 の生産が終了すると報じています。
情報源は「iPhone 5 の主要な部品を製造する企業」です。
その理由ですが、iPhone 5S や 廉価版 iPhone の生産にリソースを割り振るためとしています。また、もう1つの理由もあるようです。
iPhone 5の液晶パネルは少量生産に不向き?
iPhone 5 は厚みを薄くするために、液晶パネルにタッチパネルセンサーの機能も組み込む「インセル(In-cell)」技術を使った液晶パネルを採用しています。
ETnews は、このインセル技術を使った iPhone 5 の液晶パネルは少量生産に向かないとしています。これも生産が終了する理由の1つとしています。
一方で Mac Rumors は、これまでにリークされた情報を元に「iPhone 5 と iPhone 5S の液晶パネルはほぼ同じと思われる」と指摘しており、iPhone 5 と iPhone 5S でパーツを融通し合うことも可能と考えられます。
(画像は iPhone 5S 用と思われるディスプレイパーツ)
(画像引用元:iPhone 5S Display Assembly Surfaces, Appears to Fit Leaked Logic Board – Mac Rumors)
現在でも iPhone 4/4S が販売されており、その比率は 48% になるという調査結果もあります。
iPhone 5S・廉価版 iPhone が発売されても、現在の iPhone 4S に取って代わる形で iPhone 5 の生産・販売は継続される可能性が高いように思われます。