AppBank の主任です。
Apple が、開発者向けサイト「Apple Developer」に不正アクセスされた可能性があることを発表しました。被害拡大を防ぐため、該当するウェブサイトは閉鎖されています。
TechCrunch によれば、iCloud・App Store・iTunes Store などを利用している、一般ユーザーの Apple ID への不正アクセスは行われていません。
今回の不正アクセスにより、開発者が登録している名前・住所・メールアドレスの情報にアクセスされた可能性があります。
TechCrunch が Apple の担当者から聞いた話によれば、開発者が登録しているクレジットカードのデータにはアクセスされていません。
さらに現在閉鎖されている、開発者向けウェブサイトの復旧時期は未定です。
再発防止に向け、Apple は開発者向けウェブサイトを全体的に見直し、サーバのプログラムのアップデート・データベースの再構築を行っています。
目次
閉鎖中にメンバーシップの期限が切れるアカウントについて
ウェブサイトの閉鎖中に、iOS Developer Program や Mac Developer Program などのメンバーシップが期限切れになるアカウントへの対応も発表されています。
該当するアカウントの期限を自動的に延長し、App Store/Mac App Store で公開・販売中のアプリもそのまま残るとしています。
参考(順不同)
- We’ll be back soon – Apple Developer
- Apple、デベロッパーセンターに不正侵入があった可能性を正式に認める | TechCrunch Japan
- Apple ‘completely overhauling’ developer site after intrusion | The Verge