AppBank の主任です。
Digitimes によると、Retina Display を搭載した iPad mini は年内には発売されず、2014年初旬に発売される可能性が高いと報じています。
その一方で、Apple は現行の iPad mini をアップデートしてクリスマス商戦に間に合わせる、とも Digitimes は予想しています。
Retina Display搭載iPad miniの解像度は2,048×1,536pxか
Digitimes は消息筋の話として、2014年初旬に発売される iPad mini の Retina Display は解像度が 2,048×1,536px になるとしています。
このディスプレイ解像度については CNET がすでに報じているものと同じです。
iPad mini用のRetina Displayの製造は6〜7月に開始か。
これは現行の iPad mini の解像度 1,024×768px の縦・横をそれぞれ2倍にした数値。iPad 2 から第3世代 iPad で Retina 化された時と同じパターンです。
(写真は現行の iPad mini と第4世代 iPad)
iPad と同じように Retina 化される可能性は以前から高いと噂されてきましたが、このような Retina 化が歓迎される理由にはアプリの互換性があります。
既に第3世代・第4世代(現行)iPad の Retina Display に対応したアプリは多々あり、2014年初旬に発売とされる iPad mini でもそれらのアプリをそのまま利用できます。もちろん表示も Retina Display に最適化されます。
2013年末発売のiPad miniは何が変わるのか?
Digitimes によれば、さらに軽く・薄くなることが予想されています。これは先日ご紹介したニュースでも触れられていました。
「iPad 5」は9月発売か。さらにベゼルが狭い新iPad miniの噂も登場。
また、ディスプレイ産業の動向を調査している DisplaySearch 社のアナリストは既に同様の分析を6月18日に発表しています。
一方で「iPad mini の内部がどのように変更されるか」ですが、DisplaySearch 社の分析によれば、A6 プロセッサを搭載するとされています。
また、iOS 7 ではグラフィックやエフェクト、マルチタスク機能などが強化されていることを考えると、GPU・メモリにも何らかの増強が施されると考えられます。
参考(順不同)
- Redesigned iPad Mini may arrive before Retina: DisplaySearch | Apple – CNET News
- iPad mini may not be released till 2014, sources claim – Digitimes
- ‘Almost Bezel-Free’ Redesign for iPad Mini Coming, but Still No Retina Until Early 2014? – Mac Rumors