AppBank の主任です。
Mac 用ウイルス対策・セキュリティソフトを開発・販売する Intego が自社のブログで、iPhone のデータ・プライバシーを守る上で重要な9つのポイントを紹介しています。
ここではサクッとその9つのポイントをご紹介します。詳しくは Intego のブログ記事(英文)をご覧ください。
Top iPhone Security Tips | The Mac Security Blog
- 自動ロックを有効にしよう
- SIM PIN を変更しよう
- iOS・アプリは常にアップデートしよう
- iPhone を Jailbreak しない
- 信頼できない Wi-Fi ネットワークで重要なデータはやり取りしない
- アプリの使用許諾・プライバシーポリシーを読もう
- 位置情報サービスは場合に応じてオフにする
- 定期的に PC にバックアップしよう
- iPhone 3G/3GS ユーザーはホームボタンの設定に注意
いくつかのポイントは分かりにくいので、以下で解説させて頂きます。
SIM PIN を設定しよう
SIM カードは電話アプリを使った通話・3G/LTE 回線での通信の際に使います。このカードを抜き取られると、勝手に通話・通信に利用される恐れがあります。
iOS:SIM PIN について(Apple – サポート)
iOS・アプリは常にアップデートしよう
古い iOS・アプリを使い続けると、修正されていない弱点を攻撃される恐れがあります。
信頼できない Wi-Fi ネットワークで重要なデータはやり取りしない
通信したデータを盗聴される恐れがあるからです。自宅の Wi-Fi ネットワークの設定も見直して、最新の暗号化方式・認証方式を利用するようにしましょう。
位置情報サービスは場合に応じてオフ
3G/LTE 回線を使えば、基地局と通信するのでおおまかな居場所は推定できますが、第三者に正確な位置を知らせたくない場合には重要です。
一方で位置情報サービスをオフにすると、緊急時に「iPhoneを探す」で iPhone の場所を検索できなくなるので要注意です。
定期的に PC にバックアップしよう
データを守る上ではバックアップも重要です。PC・Mac に暗号化した上でバックアップすれば、iPhone 上のほぼ全てのデータを保管できます。
iTunesで作成するiPhoneのバックアップを暗号化する方法(Mac/Windows両対応)
iPhone 3G/3GS ユーザーはホームボタンの設定に注意
iPhone 3G/3GS では、ロック画面の緊急電話機能を開いた際にホームボタンを2回押すと「電話のよく使う項目」にアクセスできる場合があります。
記事によると、設定アプリの【一般】>【ホーム】で「ホーム」を選択すると回避できるとしています(iOS のバージョンによっては設定そのものがない場合もあります)。
また、iPhone 4/4S/5 にはこの弱点はないため、心配する必要はないとのことです。
これ以外にもチェックしておきたいポイント
Intego が指摘している以外にも、iPhone を守る上で役立つテクニックがあります。こちらもぜひご覧ください。
- iPhoneのパスワードを数字4桁から英数字のパスワードに変更する方法
- 【Siriの小技】パスコードロック画面からメール送信や自分の情報閲覧ができるのをオフにする方法。
- Apple IDのセキュリティ強化対策が本日より開始。
- 【iOS 6】新たに追加された、iPhoneのセキュリティを高める設定を確認しよう。