最初に言っちゃうけど…全部中国製ですからね!
今月のはじめに「iPhoneの製造国がわかる隠しコマンドが存在する」とのウワサがTwitterではやったそうです。(ウワサ自体はけっこう古い)
くわしくはこちら → 「iPhone のダイヤルで *#06# を押すと原産国が分かる」という噂はデマです!
ウワサはガセ情報でしたが、製造国やその他の情報を知る方法があるのかと調べてみたら…ありました!
秘密はシリアル番号です。しかもiPhoneだけではなく、全てのApple製品に使える方法でした。それではくわしく説明します!
シリアル番号が持つ情報
iPhoneのシリアル番号は11ケタの英数字であらわされます。この文字列はランダムに並んでいるのではなく、ちゃんと1つずつ意味がありました。
シリアル番号を
AA B CC DDD EE F
と分けたとき、各英数字が表す情報は以下の通りとなります。
- AA = 工場と機械番号
- B = 製造年
- CC = 製造された週
- DDD = 固有識別子
- EE = デバイスの色
- F = ストレージ容量
シリアル番号を翻訳してみよう
それでは実際にシリアル番号を、ちゃんと理解できる情報に変換してみましょう!
まずシリアル番号を確認します。【設定アプリ】→【一般】→【情報】→【シリアル番号】から確認できます。
次に使うのはこちらのウェブサイト! → Klantenservice: Serienummers
何やら英語やオランダ語(?)が書かれていますが、テキスト欄にシリアル番号を入力、ボタンをクリックします。
僕のiPhone 4Sのシリアル番号を入力したところ、結果は画像のようになりました!
機種名や液晶サイズ、解像度などもわかります。
気になる製造地については「China – Foxconn」となっています。中国のフォックスコン工場といえば、iPhoneを組み立てていることで有名ですね。
iPadやMacBook Airでも試してみたよ!
この方法は、Mac製品ならどれにでも使えます。ということで、手持ちのiPadとMacBook Airでも試してみました!
同じ機種でも端末によって表示情報が変わるようです。
ちなみにこのサービスは、一ヶ月に10回までの使用制限があります。調べすぎにはご注意を!
iPhoneの製造地問題はこれにて一件落着…なんですかね?
明日の担当はブリさん。
参考サイト
【iPhoneの裏技】自分の iPhone がどこの国のどこの工場で作られたのかスグ調べる方法 | ロケットニュース24