AppBank の主任です。Apple が今夏にもリリースすると噂される、音楽聴き放題サービス「iRadio」に進展があったようです。
9to5Mac がニューヨーク・タイムズと CNET の記事を引用しつつ、Apple が iRadio の発表に向けて音楽会社との契約締結を急いでいる、と報じています。
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ワーナーと契約を締結?
CNET によると、Apple はユニバーサル・ミュージックに続き、ワーナー・ミュージックとも契約を締結したようです。
以前お伝えした際には、ソニーとワーナーが既に iRadio と同種のサービスを提供している Pandora よりも良い条件を出すように求めていました。
CNET の記事によれば Pandora と同等か、より高い利用料を提示した結果、契約締結に至ったようです。
音楽会社がより良い条件を求めた理由として、iRadio による利益が大きいと思われること・最終的に iRadio を世界中で展開する計画があることが指摘されています。
利用料金は「無料」?
さらに CNET の記事によれば、利用者が支払う料金は無料となるようです。
では、どこから利益を得るのかというと、Apple は音声広告を曲と曲の間に入れることを計画しているようです。これは Pandora と同じビジネスモデルです。
こうした広告と曲の売り上げで利益を得るモデルであるために、音楽会社との交渉が難航しているのはないか、と 9to5Mac は推測しています。