AppBank の主任です。
NHK ニュースによると、Apple は iPad 2・第4世代 iPad・iPad mini のほか、iPod touch/iPod nano/iPod shuffle/iPod classic の販売価格を値上げしました。
AV Watch の記事によれば、Wi-Fi 版の第4世代 iPad(16GB)で7,000円、同 iPad mini(16GB)で4,000円のほか、第5世代 iPod touch(32GB)で5,000円の値上げが行われたようです。
昨日発表された 16GB 版 iPod touch が 32GB 版と比べて2,000円しか安くないことで注目を集めましたが、今回の値上げで価格差は7,000円になっています。
第5世代iPod touchに16GBの新モデル。リアカメラ・ストラップなし。
小売店では従来価格のままのところも
値上げが行われたのは自社のオンラインストア「Apple Store」、銀座や心斎橋などに展開している Apple Store での販売価格です。
一部の小売店では値上げ前の価格で販売しているところもあるようですが、在庫限りとなる可能性が高いです。
ただし、今秋にも次期 iPad が発表される可能性が噂されているほか、iPod シリーズも毎年秋頃にアップデートされる傾向があるため、一概に買い時とは言えません。
Macも買い時が難しい?
NHK ニュースによると、Apple はここ最近の円安ドル高の影響を受けて、iPad や iPod などの販売価格を変更したようです。
これまでは iPad シリーズは1ドル=86〜87円、iPod シリーズは1ドル=83〜85円で換算されていたようですが、今回は1ドル=100円ほどで換算しているようです。
まだ値上げされていない Mac、例えば最小構成の MacBook Air(11インチ)が値上げされるとすれば、現行の88,800円から1万円近く値上がる可能性があります。
とはいえ、Mac も今が買い時とは一概に言えない状況です。
現地時間の6月10日に開催される「WWDC 2013」では、Mac の新モデルが発表される可能性が噂されています。
Apple系ブログの重鎮が「WWDCで新iPhoneは発表されない」と予想。その理由とは?
App Storeにも値上げの可能性
App Store にも今回の値上げが波及するかもしれません。現在の価格は0.99ドル=85円で、現在よりも円高ドル安だった頃に設定されたものです。
今回の変更では1ドル=85円ほどだったのが1ドル=100円となっているため、App Store での最低販売価格が85円から100円ほどに値上がる可能性があります。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
円安進行の日本、App Storeのアプリが値上がる可能性は?
参考(順不同)