「洛中洛外図屏風 舟木本」を誰でも楽しめるようにQ&Aでわかりやすく解説した公式アプリ、洛中洛外図屏風のご紹介です!
10月8日から開催される「特別展 京都―洛中洛外図と障壁画の美」の公式アプリです。「洛中洛外図屏風 舟木本」をかみ砕いたQ&Aでわかりやすく解説してくれます。
当時の風習や文化、ファッションなどをQ&Aという形で説明してくれるので時代背景なども理解しやすいです。今回は右の屏風の右端2枚だけを見られますが、6月には全てを掲載した完全版アプリがリリース予定だそうです。楽しみですね!!
動画でチェック、「洛中洛外図屏風」
「洛中洛外図屏風」ってなに?
このアプリは10月8日〜12月1日まで東京国立博物館平成館にて開催予定の「特別展 京都―洛中洛外図と障壁画の美」の公式アプリです。
東京国立博物館所蔵の「洛中洛外図屏風 舟木本」(重要文化財)について、高精細画像でその描写の細部までキレイに見られます。
「洛中洛外図屏風 舟木本」とは、17世紀・江戸時代初期に「浮世絵の祖」と呼ばれる岩佐又兵衛によって描かれました。「二条城」「京都御所」「三十三間堂」「清水寺」といった現在も残る有名名所から、そこに住む約2800人もの人々の生活がイキイキと描かれています。
アプリを使ってみよう
アプリを起動すると、どどーんと屏風絵が!一瞬にして引きこまれちゃいますね。
画面をタッチするとメニューが表示されます。【洛中洛外図屏風 舟木本Q&A】を選択しましょう。
「Q. 洛中洛外図屏風ってなに?」いきなり本質的な質問ですね。左右のはじをタッチするか、左右にスライドすることでページを移動できます。
次のページには回答が。「昔の京都を展望する大パノラマ図」・・・いや、スゴイわかりやすいですね。難しいこと聞いてもわからないのでとっても嬉しいです。
また、他にも「Q. 今日の町も戦場、なのですね?」なんていう質問も。背景の絵を見てみると、確かに長い刃物で争っています。
「A. いえ、よくある小競り合いです」思わず吹き出しました。知らない人でも楽しめるQ&Aになっていますね。では、右上の【グッと寄ってみる】をタッチしてみましょう。
対象の絵がどこに描かれているかが示されています。
ピンチアウト・インで拡大・縮小ができます。確かにさっきの絵です!こんな事が「よくある事」だったんですね。
Q&Aの真ん中あたりをタッチすると、画面下部にメニューが表示されます。【INDEX】を選択してみましょう。
質問が一覧で表示されました。知りたい項目がある場合はココから探したほうが早いですね。
では、トップページから【舟木本を見る】を選択してみましょう。屏風の全体図のうち、右端2枚以外は暗くなっています。タッチすると完全版を待つように言われました。
屏風の明るい部分をタッチすると、右側の屏風が表示されました。
ピンチアウト・インで拡大・縮小ができます。拡大してもキレイなままの画質なのは非常にイイですね。
お目当ての場所を拡大してダブるタッチをすると、そこに関連するQ&Aに移動できます。
完全版のリリースが待ち遠しい!
今の時代、「屏風」ってあまり縁がないですよね。でも、こうして見ていると風情があってイイな〜と思ってしまいます。・・・置く場所ないんですけどねっ。
絵を見ていると、たくさんの人がいてそれぞれの生き方や表情、個性を持っている様子が見えてきます。1枚の絵なのにストーリーが伝わってきてとても面白いです。
10月に開催される展示会や6月の完全版アプリ、どちらも非常に待ち遠しいですね。皆さんも、古い京の様子をのぞいてみませんか?
・開発: Nippon Television Network Corporation ・掲載時の価格: 無料 ・カテゴリ: 教育 ・容量: 44.9 MB ・バージョン: 1.0.0 |