AppBank の主任です。
TweetDeck 公式ブログにて、TweetDeck for iPhone が5月7日から利用できなくなることが発表されました。Android 版・Adobe AIR 版も同日に終了します。
TweetDeck は Twitter クライアントアプリの1つ。2011年5月に Twitter 社に買収されてからもサービスを提供してきました。
なお、iPhone・Android・Adobe AIR 版の提供が終了・サービスが利用できなくなるだけで、ブラウザ版や Chrome アプリ版は引き続き利用できます。
目次
5月7日にサービスが終了する理由
TweetDeck が Twitter にアクセスする際に利用していた API、Twitter API v1 の提供が終了するからです。
API とはアプリから利用できる命令やルールをまとめたもの。これを利用することでアプリはデータを受け取り、タイムラインなどを表示します。
Twitter は5月7日に API v1.1 の提供を開始するため、Twitter API v1 を利用しているアプリはこれを v1.1 に対応させる必要があります。
TweetDeck はこの API v1.1 への対応は行いません。そのために iPhone・Android・Adobe AIR版 TweetDeck は、2013年5月7日にサービスを終了することになりました。
参考(順不同)
- Twitter APIと開発者規約変更のインパクトまとめ:結局、Twitter API 1.1で何が変わる? 5つのポイント – @IT
- An update on TweetDeck – The TweetDeck Blog
- TweetDeck for AIR, iPhone, and Android to stop working May 7th | The Verge