AppBank の主任です。
Mac Rumors が、Wall Street Journal と Bloomberg の報道として、これまで iPhone を製造してきた台湾企業 Foxconn の工場で新たに従業員を採用するようになったと報じています。
また、Mac Rumors によれば、Wall Street Journal は「特定の時期に生じる、クライアントからの需要に応えるために中国の河南省鄭州市にある工場の労働者を増やしている」との Foxconn のスポークスマンの話も取り上げています。
Wall Street Journal や Bloomberg は、労働者の新規採用の動きは iPhone 5S 製造開始に向けた動きではないかと報じています。
これが事実とすれば、これらの情報は先日お伝えした、iPhone 5Sは今夏発売?生産開始は4月から6月との噂。を裏付けるものとなります。
一方で KGI Securities のアナリストの分析では開発に問題が生じているため、発売が遅れる可能性があるとの情報もありました。
→iPhone 5S・新iPad miniの発売は「新機能」が理由で遅れる?
Foxconn のスポークスマンの話に出てくる「クライアント」が Apple だとすれば、開発上の問題は解決・回避できたのかもしれません。
順調に製造を開始できれば、iPhone 5S は今夏発売となりそうです。
Foxconnとは?
Apple やデル、ヒューレット・パッカードなどの製品に使われる部品の製造、製品の組立などを行っています。電子機器の受託製造では世界最大の企業です。
台湾の企業ですが、工場のほとんどは中国国内にあるようです。
Bloomberg の記事によれば、iPhone 5S の製造を行う工場の労働者は現時点で25万人から30万人とのこと。
参考(順不同)
- Foxconn Said to Resume Hiring in Preparation for New IPhone – Bloomberg
- Foxconn Hiring Workers for iPhone 5S Production – Mac Rumors