AppBank の主任です。Apple ID でついに2段階認証が利用できるようになりました。
ただし、現時点でこの機能が使えるのは米国・英国・オーストラリア・アイルランド・ニュージーランドの利用者に限られます。
2段階認証とは ID・パスワードの他に、メールなどで届けられる4桁のパスコードを入力してユーザー認証を行う手法です。
4桁のパスコードはその都度変わるので不正アクセス防止に効果的と言われています。すでに Google や Dropbox などでは導入済みです。
2段階認証については、こちらで詳しく解説しています。
→DropboxやGmailのセキュリティが向上する「2段階認証」とは?
パスコードの入手方法
携帯電話の SMS あるいは iCloud の「iPhoneを探す」機能の通知を使って届けられます。そのため、パスコードを受け取るには音声通話回線あるいはインターネットに接続できる環境が必要です。
2段階認証が求められる場面
Apple ID の情報を変更する・新しいデバイスでアプリや曲を購入する・Apple ID に関するサポートを受ける時に必要となります。
アプリ・曲の購入に関しては最初は不便ですが、1回認証を行えばその後の利用はこれまでと変わらない状態になると思われます。
2段階認証を設定すれば「セキュリティ質問」は不要
2段階認証を設定すれば、昨年導入された Apple ID の3つのセキュリティ質問は必要なくなります。
普段から使わない機能なだけに、肝心な時に設定した質問の答えが思い出せないこともあるので、その点でも2段階認証を導入する価値がありそうですね。
日本でも Apple ID の2段階認証が利用可能になり次第、追って設定・利用方法などをご紹介いたします。
Google・Dropboxで2段階認証を利用するには?
Google編
Dropbox編