AppBank の主任です。無料のファイル管理アプリでは最強とも言える機能・使い勝手を持つ、Documents by Readdle の使い方をご紹介します。
今回は一度はチェックしておきたい Documents by Readdle の設定をご紹介します。
例えば、勝手にアプリを開けないようにする「パスワードロック」を設定したり、PDF のページをめくる時の方向も変えられます。
さらには内蔵ブラウザのユーザーエージェントを変えれば PC や Mac から閲覧しているように見せかけることも可能です。
アプリの機能をおおまかにご紹介したレビュー記事はこちらです。
→[iPad] Documents by Readdle: 無料のファイル管理アプリでは最強!PDF注釈/Dropbox同期もOK!
パスワードを設定する
歯車ボタンをタップします。
【General】をタップして「Passkey Lock」をオンにします。
アプリを閉じてすぐにロックしたい時は【Require Immediately】をオンにします。
次にパスワードを設定します。「Passkey」と「Confirm」に同じ内容を入力します。パスワードを忘れても復元はできないので要注意!
次回からアプリを開くと、このようなパスコード入力画面が現れます。
なお、Documents by Readdle のパスワードロックを設定しても、設定アプリで iPad にパスコードロックを設定していなければ、第三者がその iPad を iTunes に接続することでファイルを閲覧・コピーすることはできてしまいます。
ファイルを暗号化する
iOS の暗号化領域にファイルを保管することで、iPad をパスコードでロックしている間はファイルが暗号化されます。
したがって iPad にパスコードロックの設定が施されていないと効果はありません。パスコードロックは設定アプリの【一般】▶【パスコードロック】で設定できます。
アプリを開き、歯車ボタンをタップします。
【General】をタップして「iOS Data Protection」をオンにします。
この設定をオンにした上で iPad をロックすると、Dropbox などのオンラインストレージサービスとの自動同期は行われなくなります。
PDFの表示設定を変える
アプリを開き、歯車ボタンをタップします。
【PDF】をタップします。
「Scroll PDF pages」を【Vertically】にすると縦スクロール、「PDF lowest page zoom fits to」を【Whole page】にすると自由に拡大縮小ができるようになります。
ユーザーエージェントを変える
内蔵ブラウザのユーザーエージェントを変えることで、iPad からではなく、Windows や Mac のブラウザからアクセスしているように見せかけられます。
アプリを開き、歯車ボタンをタップします。
【Browser】をタップして【iPad Safari Mobile】をタップ。
ユーザーエージェントが選べます(初期設定は「iPad Safari Mobile」です)。
PHPやCSSファイルなどを編集可能にする
初期設定のままでは PHP や CSS ファイルなどは閲覧できるだけで編集はできません。設定を変えることで編集可能になります。
アプリを開き、歯車ボタンをタップします。
【Viewer】をタップして「Open source code in editor」をオンにします。
・開発: Readdle ・掲載時の価格: 無料 ・カテゴリ: ビジネス ・容量: 23.6 MB ・バージョン: 4.0 |