レコードプレーヤーを忠実に再現した音楽プレーヤーのVinyl – the Real Record Playerを紹介します。
AppBank読者の方で、音楽をレコードで聴いて育った方はどれだけいるのでしょうか?
僕の家には父のレコードプレーヤーがありました。でも触ったことは1度もありません。レコードを買ったことはもちろんありません。
しかし!このアプリならレコードプレーヤーで音楽を聴く体験が気軽にできるんです。
レコードプレーヤーならではの、ちょっと面倒な部分も再現されています。iPhoneで音楽を聴く方には新鮮に感じますよ!
動画で見る
基本の使い方
アプリを起動すると年代ごとのレコードプレーヤーが並んでいます。70年代のEC Technicから聴いてみましょう。
プレーヤー画面です。おぉ…見たことあるけど使い方がわからん…。画面左のメニューから曲を選びます。
曲はアルバムごとでしか選択できません。好きな曲を選んでお気に入りプレイリストなんて話は当たり前じゃないんですねぇ…。
ジャケット画像がディスクの真ん中に表示されて本物のレコードみたいです。
画面左下の【start / stop】ボタンを押して再生します。もちろんシャッフル再生ボタンはありませんよ。
回転数を変えることができます。レコードはLPとEPで再生する回転数が違うんですね。勉強になるなぁ。
レコードってめんどくさい!…けど楽しい!
レコードの特性を知らずに聴いていたので、そうか、こんなことが必要なのか!と驚くことがいくつかありました。
最初にびっくりしたのは、iPadにちょっと衝撃を与えたら音飛びしたところです。安いCDプレーヤーで音楽を聴いていた頃を思い出しました。
アルバムの半分を聴き終わったときに再生が止まってしまいました。そう、レコードはA面とB面があるんです!でも大丈夫。ひっくり返すボタンもちゃんとあります。
しばらく聴いていると、よく音飛びするようになりました。溝にホコリがたまる特性も再現しています。そんなときはクリーナーでチョチョイと掃除しましょう。
色々な機種で聴き比べてみよう
プレーヤーは全部で7種類あります。各プレーヤーで特徴が違うので色々試すと面白いです。
40年代のTriumpholaは「トーンアーム」を自分で動かさなくてはいけません。しかもノイズが多い!けどこれがまた味がありますね…。
レトロでポップなデザインのTurnoMateは、なんだか音が響きます。広いトンネルの中で聴いているみたいです。
一番新しいDG-100は音がクリアで感動しました!重低音が効いています。
今は昔に比べて、音楽をすごく気軽に聴けるようになったんだと実感しました。CD世代、デジタル配信世代に体験してほしいアプリです。
もちろんレコード世代の方にもオススメです。ぜひ当時リアルタイムでレコードを聴いていた方に使ってもらって、意見を聞いていみたいと思いました。
・開発: elephantcandy ・掲載時の価格: ¥85 ・カテゴリ: ミュージック ・容量: 91.4 MB ・バージョン: 1.0 |