言葉が話せず筆談も難しいという人用のコミュニケーションアプリ、話せる文字パッドをご紹介します。
「文字すら書けない人でも使えるコミュニケーショングッズはない?」という現場の声から生み出されたアプリです。
ひらがな・数字だけではなく、○△×というボタンまであります。文字タッチでも音は出ますが、文章を打ってから再生を押すと全文読み上げてくれます。
このアプリを必要とする人に、ぜひ勧めてみてください。
動画で聞く、「話せる文字パッド」
「話せる文字パッド」を使ってみよう
まず、ミュートが解除されている事と音量を確認しましょう。起動すると、ひらがな50音・数字・○△×といった表が表示されます。
表をタッチすると、音声が流れます。狙ってタッチが難しくても、スライドで指を離したところで確定になるので大丈夫ですよ。
間違ってしまった時は、右上の【全部消す】かその下の【一字消す】ボタンをタッチです。
文章が入力できたら左上付近の【再生】をタッチ。入力した文章を読み上げてくれます。
ここで1つ注意しなければいけないのですが…「今日は」の「は」を「わ」にするなど、聞いた時の音で入力しないといけません。
右下・左上の【回転マーク】をタッチすると、上下が反転します。向かい合って交互に入力して、会話を楽しめるようになっているんですね。
「話せる文字パッド」はiPhoneでも使えます
このアプリはユニバーサルなので、iPhoneでも使えます。画面は小さくなってしまいますが、持ち歩くときはiPhoneの方がかさばらないでいいですね。
現場の声から生み出されたアプリ
現場で働いている人からの意見を参考に作ったアプリだけあり、細かな気遣いがされています。「○△×」ボタンを見て「おぉ」と思いました。簡単な質問なら、この3つで答えられますね。
また、音声は全て肉声を使用しています。機械音よりも耳にすんなり入るという配慮の元らしいです。再生も、ゆっくり一字一字はっきり言ってくれる感じでした。
コミュニケーションを取るのが難しいという人に、ぜひこのアプリを勧めてあげて下さい。
・開発: Japan Item Corporation, KK ・掲載時の価格: ¥1,000 ・カテゴリ: メディカル ・容量: 1.6 MB ・バージョン: 1.0 |