紙の書類や名刺をデータ化するときに超便利な ScanSnap シリーズの S1500 が新しくなりました。その名も iX500。発売は11月30日(金)です!
100カ国以上で累計200万台を突破した ScanSnap がさらに進化をとげました。なんとスキャンしたデータをパソコンいらずで iPhone や iPad に転送できるようになりました。
今までより早く、簡単に、より便利になった機能の詳細をご紹介いたします。
新しくなった3つのポイント
1.ワンタッチで iPhone へデータ転送
アプリ「ScanSnap Connect Application」を使うことで、Scansnapから「直接」iPhone/iPad にスキャンされたデータを転送できるようになりました。今までは、iPhone や iPad にデータを転送するにはパソコンが必要でした。これは大きな進化です。
Evernote や GoodReader など、iPhone 内にあるアプリにファイルをさくっと転送することも可能です。私は Evernote で名刺を管理しているので、これはとても嬉しい!!
アプリ内で、読み取り設定やファイル形式の設定も可能になっています。うーん、これはかなり便利そう。
アプリはこちらです。
・開発: PFU LIMITED ・掲載時の価格: 無料 ・カテゴリ: ユーティリティ ・容量: 6.2 MB ・バージョン: 1.2.0 |
なお、近い将来、「ScanSnap Connect Application」以外のアプリでも Scansnap のデータを受信できるようになる API も準備されているそうです。これはヤバいですね!
2.スキャンの高速化
S1500 でA4用紙3枚を読み取るのに36秒かかっていたところを、iX500 では17秒で可能になりました。これは、スキャンスピードの向上と、スキャナ本体で画像処理を実現できる「GIプロセッサー」を採用したことにより実現しています。
3.スキャンできる紙の種類が増加
S1500 に比べ、iX500 で読み取れる紙の種類が増えています。業務用スキャナで培った給紙技術を活用し、読み取りエラーの抑止も実現しています。
S1500と iX500のスペック比較表
S1500 | iX500 | |
読取方法 | 自動給紙方式(ADF)、両面同時読み取り | 自動給紙方式(ADF)、両面同時読み取り |
読取モード | 片面 / 両面、カラー / グレー / 白黒 / 自動(カラー、グレー、白黒の自動識別) | 片面 / 両面、カラー / グレー / 白黒 / 自動(カラー、グレー、白黒の自動識別) |
光学系 / イメージセンサー | 非球面レンズ縮小光学系 / カラーCCD2(表面1、裏面1) | セルフォックレンズ等倍光学系/カラーCIS2(表面1、裏面1) |
光源 | 白色冷陰極管 | RGB3色LED |
読取速度(自動解像度モード) | 両面・片面 20枚/分 | 両面・片面 25枚/分 |
原稿の厚さ | 52g/m2〜127g/m2(45kg/連〜110kg/連) | 40g/㎡〜209g/㎡(34.4kg/連〜180kg/連)(A8以下は、127g/㎡〜209g/㎡(110kg/連〜180kg/連)) プラスチックカード(厚み: 0.76mm以下(エンボス付き可) (ISO7810 ID-1タイプ準拠)) 単送横送り |
原稿搭載枚数 | 最大50枚(A4:80g/㎡) | 最大50枚(A4:80g/㎡) |
インターフェース | USB2.0 / USB1.1 | USB3.0(注7)/USB2.0/USB1.1(コネクタ:B Type) Wi-Fi IEEE802.11b / g / n 準拠(モバイル機器接続時(注8)) |
消費電力 | 動作時:35W以下(スリープ時:4.5W以下) | 動作時:20W以下(スリープ時:1.6W以下) |
外形寸法 幅奥行高さ | 292mm(幅)159mm(奥行き)158mm(高さ) | 292mm(幅)159mm(奥行き)168mm(高さ) |
質量 | 3kg | 3kg |
新Scansnap「iX500」
黒のシックなデザインです。高級感が増しましたね。
横幅は S1500 と変わりません。
S1500 に比べ、高さが1cm大きくなっています。
待望の新製品は11月30日(金)発売です!
製品公式ページはこちら。
→ScanSnap iX500 : 富士通