GoodReader for iPhone の便利な技をご紹介する「GoodReader使いこなし」。今回は GoodReader で開いた PDF に注釈を書き込む方法です。
今回ご紹介する技をマスターすれば、PDF にコメントや図形を付け加えられます。また、注釈は PDF ファイルに保存されるので、そのファイルを PC に取り出して表示することもできます。PDF ファイルをよく扱う方は要チェックです。
注釈機能の使い方
PDF ファイルを開き、テキストを長押しすると注釈メニューが現れます。
ここではマーカー機能を使ってみます。
上段の右から3番目のボタンをタップします。すると…
2つの選択肢が表示されます。
注釈をこのファイルに上書きする場合には【Save to this file】をタップします。
このファイルをコピーしてそれに注釈を書き込む場合は【Create an annotated copy】をタップします。
選択した範囲がマーキングされました。
マーキングされた部分を1回タップするとメニューが現れます。
注釈を削除したい時は【Delete】をタップします。
色を変えたい場合には【Color】の横にある色をタップします。
左:先ほどのメニューで【Open】をタップすると、注釈にメモを付け加えられます。
右:【Color】の【other】をタップすると、注釈の色を変更できます。
注釈機能
注釈メニューから利用できる機能は以下の通りです。
ここからはそれらの機能を順にご説明します。
検索
注釈メニューで【検索】をタップすると、選択したテキストを iPhone に内蔵されている辞書や Google・Wikipedia で検索できます。
メモ
注釈メニューで【メモ】をタップすると、付箋紙のように指定した箇所にメモを貼り付けられます。
アイコンの色が変更できるほか、アイコンも7種類から選べます。
下線・波線
注釈メニューで【下線】をタップすると、選択したテキストに下線を引けます。
メニューで【波線】をタップすれば、下線の代わりに波線を引くことができます。
取り消し線
注釈メニューで【取消】をタップすると、選択した部分に取り消し線を引くことができます。
テキストの挿入
注釈メニューで【挿入】をタップすると、選択したテキストの末尾に青い記号が追加されます。これをタップすると、その位置にメモを追加できます。
脱字があったり、追記したい場合に便利な機能です。
テキストの置換
注釈メニューで【置換】をタップすると、選択したテキストに取り消し線が引かれ、その末尾には青い記号が追加されます。これをタップすると、その位置にメモを追加できます。
誤字・誤用があったり、校正で不要となった文を示すのに便利です。
図形
テキストや画像のない場所を長押しすると図形メニューが現れます。
左:直線・矢印・四角・丸は大きさ・長さを後から指定し直せます。
右:図形をタップすると線の色や太さ・透明度を指定できます。
メニューの下段、右端のボタンをタップすると PDF にフリーハンドで書き込みが加えられます。
書き込みが終わったら右上の【Save】をタップします。
フリーハンドで加えた図形も線の色や太さ・透明度を後から指定できます。
消しゴムツールを使うと、フリーハンドで書き加えた図形を消すことができます。
GoodReaderの使い方まとめ
その他の使い方・技はこちらからご覧ください。
→【保存用】GoodReader for iPhoneの使い方まとめ。基本・応用・小技がチェックできます。
開発 | Good.iWare Ltd. |
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掲載時の価格 | ¥450 |
カテゴリ | 仕事効率化 |
容量 | 23.7 MB |
執筆時のバージョン | 3.17.1 |
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