以前にもご紹介した Calvetica Calendar ですが、機能・デザインともに大幅にアップデートされましたので、改めてご紹介いたします。
このアプリは Helvetica というフォントを基調に、シンプルで美しいデザインと使い勝手の良い機能の数々を1つにまとめたカレンダーアプリです。
アップデートにより、カレンダーの他にタスク(ToDo)も管理できるようになりました。また、デザインも大幅に変更され、より予定を管理しやすくなっています。
iPhone 版 – Calvetica Calendar
左:上半分にはカレンダー、下半分には指定日の予定をリストアップします。
右:メニューを開くと、下半分の予定の表示方法を変更できます。
左:これは【Agenda】。空き時間を除外し、予定のみを表示します。
右:こちらは【Week】。【Agenda】よりも多くの予定を1画面でチェックできます。
iPhone を横に傾けると、1週間分の予定を1画面に表示します。
メニューから【Search】を選べば、予定を検索できます。範囲の指定もできます。
左:予定を追加するには【6月 2012】の上にある【+】をタップします。
右:まずはテンキーを使って予定の開始時刻を入力します。
次に【ends: 1:05pm】をタップして、予定の長さを指定します。
同じ部分を左にフリックすると予定を終日予定に変更できます。
さらに予定の詳細を設定したい場合は【Add Event】の右下にあるボタンをタップ。
日本語キーボードを表示していると変換候補で隠れてしまいますが、ボタンはタップできます。
左:詳細設定画面では、予定を登録するカレンダーを選択できたり…
右:繰り返しの設定が行えます。出席者の設定は小生の環境では行えませんでした。
左:さらに場所を設定したり、予定をメールで共有できます。
右:画面上の【DAY】をタップすれば、予定の日付を変更することもできます。
左:画面左上のチェックマークをタップすると…
右:タスク管理モードに切り替わります。予定と同じように日毎にタスクを表示します。
タスクの追加・設定画面。タスクの追加画面の下側のボタンは、日本語キーボードを表示した際に一部分を除いて隠れてしまいます。
設定項目は充実しています。デフォルトのアラーム設定・予定の長さが設定できるのはもちろん、カレンダーの表示色の変更や表示するカレンダーの設定も行えます。
Pocket Lint というサービスとタスクを同期できます。ただ、動作が重かったり、ブラウザから利用するとタスクの登録日が1日ズレる不具合があります。
iPad 版 – Calvetica Calendar
1ヶ月分の予定をざっくりとチェックでき、指定日の予定を右側の画面に表示します。
また、前述の Pocket Lint を使うことで iPhone/iPad の間でタスクを同期できます。この場合、タスクの登録日はズレませんでした。
まとめ
以前「現状でベストなカレンダー」として紹介しましたが、現時点でもデザイン・使い勝手・機能の観点から見て素晴らしいカレンダーアプリと言えます。
デザインの変更には賛否両論あるでしょう。旧バージョンのデザインが良いという方には Calvetica Classic もあります。
Calvetica Classic: 標準アプリと置き換えたくなる美しいカレンダー。
海外製アプリに多い、「日本語キーボードを使っているとボタンが隠れてしまう」問題もありますが、ボタンの配置を覚えてしまえば問題ありません。
タスク管理機能には改善の余地もあるように思えますが、概ね使いやすく、カレンダーアプリで簡単なタスクも管理したい方には重宝するでしょう。
ぜひお試しください。
開発 | Mysterious Trousers, LLC |
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掲載時の価格 | ¥250 |
カテゴリ | 仕事効率化 |
容量 | 6.1 MB |
執筆時のバージョン | 4.4 |
Calvetica Calendar