今回、ダ・ヴィンチ電子ナビよりご紹介頂く「今週はこの一冊!」はミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上・下合本版)です!この記事の執筆者は「小鳥居ゆき」さんです。
そんな“今世紀最大の傑作ミステリー”『ミレニアム』三部作がついに電子書籍化です!
『ミレニアム』はスウェーデンの作家スティーグ・ラーソンによるミステリー小説。「ドラゴン・タトゥーの女」「火と戯れる女」「眠れる女と狂卓の騎士」の三部作から成るシリーズです。
*単体アプリではなく、「BookLive! Reader」などのストア型アプリ内で購入できる電子書籍です。
主人公は月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエル。大企業グループの前会長ヘンリックから、「40年前に起きた兄の孫娘ハリエットの失踪事件を再調査してくれ」という依頼を受けて、ミカエルは一族が住む孤島へと調査に乗り出すことになります。
閉ざされた孤島で忽然と姿を消した17歳の美少女。40年前のあの日、何が起きていたのか? 財閥一族のドロドロした人間関係が浮き彫りになっていくさまは、横溝正史を彷彿とさせる古典的王道ミステリーの定番。“つかみ”だけでも十分引きがありますが、こんなのはまだ序の口です。
『ミレニアム』ワールドの本番は、もう一人の主人公であるリスベットが登場してから。
この強烈&奇抜なヒロインの一挙手一投足を追いかけるだけでも睡眠時間をガリガリ削る価値あり! と力強く断言しておきましょう。
リスベットの存在が軸となって、古典ミステリーから国家的陰謀、法廷劇、政治サスペンス、果てはアクションまで、さまざまなエンタメ要素を贅沢にぶち込んで、シリーズは猛スピードで展開していきます。ひとたび読み始めれば「徹夜で一気読みした!」人続出なのもきっと納得できるはず。
そしてこんな傑作を映画業界が放っておくはずもなし。
本国スウェーデン版に続き、デヴィッド・フィンチャー監督によるハリウッド版も現在絶賛公開中です。原作に忠実なオリジナル版と、フィンチャー監督の個性が深く刻まれたハリウッド版。原作と映画2パターン、それぞれの面白さをぜひ比べてみては?
夜を徹して読み進めるには電子書籍が捗る!
呪われた犬神家…ならぬヴァンゲル家の家系図。
開発 | BookLive Co., Ltd. |
---|---|
掲載時の価格 | 無料 |
ジャンル | ブック |
容量 | 15.0 MB |
執筆時のバージョン | 1.2.2 |
他のオススメ電子書籍を知りたい人は
ダ・ヴィンチの電子書籍紹介アプリをどうぞ!
ダ・ヴィンチ電子ナビ: あるようでなかった電子書籍のレビューアプリ!コミックからライトノベルまで。無料。