そこはアルファベットがなく、すべてが数字だけに支配された世界。
不思議な世界観の名作をリリースし続けるMoonbot Studiosの新作は、1920~40年代の空想映画にインスパイアされた3D短編アニメ+ゲーム!
以降のSF映画に多大な影響を与えた「メトロポリス」や、ティムバートンの「9(ナイン)」を思わせる世界観はかなり惹きつけられるぞ!
ゲームファイターはドストライク!
ぱっと見て気になった方は必見!
短編映画?ゲーム?
基本は短編映画のようなアニメを中心に進んでいき、要所要所でゲームが挿入されているぞ。
ゲームは直感的なものを約30個ほど収録。
ストーリーの進行を損なうことなく、ゲームが重要な要素となっている。
美しい映像を堪能しよう
ストーリーとしては、数字だけの世界からどうやってアルファベットが産まれたのかが語られる。
Mac App StoreでリリースされているLIMBOにも似た独特の淡いモノクロ映像や、前編に漂う閉塞感はまるでフィルムノワールのようだ。
こんなストーリー。
そして、計画を練って、数字だけの世界でこっそりアルファベットを作り始めます。
ゲーム要素も遊びがいっぱい
でもなんて発音するの?
みんなで始めての「エー」の発音をしてみよう!
赤い部分をタップすると思い思いに「A」を囁くぞ。
次は「B」を作ろうと、がんばる主人公達。
各アルファベットにはそれぞれ違うゲームが用意されている。
アニメーションを見るのが基本なのでクリアできなくてもチャプター毎にスキップできるぞ。
そして全ての文字が揃った時、何が起こるのか?
なかなか素敵なエンディングですよ。
見たいところから見よう。
キャプチャ毎にスキップする形だが、右下ボタンで早送り、左下ボタンで巻き戻しになる。
ここでは音楽やナレーション、ヒントの表示をオフにできるほかに、歯車を回転させて好きなチャプターから見ることができるようになっているぞ。
iPad だと子どもと一緒に遊びたいぞ
動く絵本のように遊べるので、小さな子どもがいる方はぜひ一緒に遊んでほしい。
ゲームファイター的総括:
ゲームというよりは、本当に短編映画を見ているよう。
そこに、遊び絵本のようなさりげないゲームが挿入されている。
子供でも操作できるし楽しめると思うが、遊び心を持った大人にこそ楽しんで欲しい作品だ。
開発 | Moonbot Studios LA, LLC |
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掲載時の価格 | ¥500 |
カテゴリ | エンターテインメント |
容量 | 284.5 MB |
執筆時のバージョン | 1.0.3 |
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