傑作として名高い戦略ゲームCrystal Warがオンライン対戦を備えて帰ってきた!その名もCrystal War Blood Field!
2011年末にアプリ自体はリリースされていたが、なぜか最初のアカウント入力ができないという最上級のエラーが発生!しかしこの度アップデートによりめでたく解消した!よかった!
このゲームはラインウォー(一本道RTS)と呼ばれる戦争ゲームですが、オンライン対戦できるゲームはこれまでほとんどなく、まさに待ちに待ったといっていい作品だ。
そして・・・前作とまったく同じシステムに見えて、実はゲームの醍醐味がまったく変わっていた!
ゲームファイッ!
戦略面、シナリオが新しくなってる!
Crystal Warは人間(エルフ・ドワーフ)対ゴブリン軍団の戦いを描いた西欧風ファンタジーで、クリスタルを回収しながら兵士を派遣していく非常にバランスのとれた戦略ゲームだ。
今作はオリジナルのCrystal Warを元にし、オンライン対戦や様々な拡張機能が追加されている。
前作が元になっているが、シナリオやゲームシステムはかなり変わっている部分があり、その辺は賛否両論ありそうだ。
画面で比較
元のCrystal Warの仕様はこのレビューを見てもらるのが良いだろう。
Crystal War: 傑作戦争ゲーム。お見事!と賞する他無い完成度。
試しに前作と共通のシナリオモードで、一番最初のステージを比較してみよう!
これが前作の画面。
こっちが今作。
見た目はほぼ一緒!
でもゲームの醍醐味が全然違うんだこれがっ!!
ということで、ここでは変更されたバトルシステムと新たに追加された要素を中心に解説しよう!
【シングルモード】ゲームシステムの変更
複数の兵士をまとめて派遣できる
画面下の呼び出せる兵士一覧の上に空欄が3つできているのがおわかり頂けるだろうか?
派遣可能になった兵士をこの空欄にドラッグすることで、すぐ派遣せずにストックできるようになったぞ!
種類毎にストックできるようなので3種類の兵士を最初は合計5体までストックしておけるようだ。ストック数はステージが進むと増える。
前作ではただひたすら兵士を派遣していたが、この要素によって戦略性が増えた。
これは一気に攻め込みたい時とかに重宝されそう!
送り込める兵士の人数制限あり
ただし、ステージ毎に送り込める兵士の数に上限ができてしまった。
画面右下の数字が上限数とストックできる兵士の数だ。
前作は大量の兵士を派遣して、派手な戦闘ができるのが醍醐味だったが、今作では決められた人数内でやりくりしないといけなくなったため、クリスタルを採掘する鉱夫と兵士数のバランスが難しく、且つ重要な要素となった。
オーブ(課金)の追加
昨今のアプリ内課金に乗っ取って、ステージをクリアして手入れていくゴールドに加え、課金でしか手に入らないオーブが追加された。
オーブはショップで新たに追加されたフラッグとアイテムに交換でき、なおかつユニットを購入したり、レベルアップされる際にも利用できる。
フラッグとアイテムの追加
オーブの追加により、バトル時にフラッグとアイテムという付加要素が加わった。
フラッグは応援旗で、バトル中の味方ユニット全体に影響を与える追加要素。
例えば攻撃力や体力を10%上げたりといったもの。
試しに250円分のオーブ(30個+ボーナス10個)を買って、10%攻撃アップフラッグを買ってみたが、確かにバトルは少し楽になった。
アイテムは、バトル中に使用することで一時的に補助してくれる。
爆弾や、体力回復のポーション、クリティカルを発生しやすくするポーションなど。
バトル中は最大で4つ装備できる。
Achievementを解除していくともらえたりするぞ。
【シングルモード】キャンペーンモードの変更
ミッションステージの追加
バトル機能の追加に伴って3ステージ毎にミッションステージが追加された。
ミッションステージでは、スキルの使用が制限されたり倍速でプレイしたりと、特殊な環境でのバトルとなる。
最初からゴブリンモードがプレイできる
前作ではなかなか歯ごたえがあったゴブリン側を操るゴブリンモード。
ヒューマンモードをクリアして始めてプレイができたが、今回は最初からプレイできる。
エピソード2の追加、エクストラモードの追加
シングルモードのキャンペーンモードでは、前作と同じシナリオがエピソード1となり、新たにエピソード2と、エクストラモードが追加されている!
そのほか、Unlimited Modeというのが追加されているが、たぶん前作のエンドレスモードのことかと思う。
各種ソーシャル連携の追加
前作はOpenfeintだけだったが、今回はTwitterとFacebook、me2day(韓国産のTwitterのようなもの)と連携している。
逆にOpenfeintが外されてる。。。
そのほか、RankingやAchivementが実装されているが、惜しいことにGamecenterではない。。
全体的に難しくなった?
序盤の感想でしかないが、バトルに制約が加わったり、課金要素でいくらでも強くできるようになった為か、全体的に難易度が少し上がった印象がある。
ただし、前作同様、同じステージを何度でもチャレンジでき、ゴールドを稼ぐことでどんどんと強化できるので、じっくりプレイすれば課金なしでも問題ないはずだ。
ちなみに兵士の種類は前作と一緒。
新たに追加されたNetwork Mode!
こちらが気になる方も多いでしょう!
前作から拡張されたゲーム内容で、オンライン対戦ができます!
オンライン対戦で追加されたモードは2つで、 通常のモードとRivalry Eventという定期的に開催されるイベントがあるようだ。それに加えRanking、Achivementがある。
Rivalry Eventに関しては執筆時には開催されていなかった。
ネットワーク対戦をやってみる
ネットワークモードは、ヒューマンかゴブリンを最初に選択してからスタート。
韓国製のアプリの為、参加者のほとんどはハングル文字のユーザのようだ。
さらにアイコンを見る限り、100%に近い確率でアンドロイドアプリでプレイしているみたい。
うーん、韓国はそういう状況なのかな?
Quick Battleか部屋を作る
バトルはBattle Roomという部屋毎に管理されており、Quick Battleでランダムな相手とすぐ対戦できるし、自ら部屋を作ることもできる。
部屋を作る場合、ステージや難易度を選べる以外に、アイテムやスキルの装着がOKかなど、自分のレベルに合わせた設定ができる。
難点があります
オンライン対戦で気になったのが、使えるユニットがシングルモードで獲得したユニットしか使えないこと。
つまりシングルモードをある程度進めて、強いユニットを持っていないとオンライン対戦でまともな戦いができない。
自分で部屋を作った場合に難易度やアイテムの装着の有無などが選べるので、ある程度近い対戦相手と勝負できるが、それでも相手次第ではまったく相手にならないこともある。
これにはまったくもって笑えなかった。
iPad で壮大な戦いをくりひろげろ
この画面で遊べるのか!という迫力。
ベッドに寝転がってゆっくり戦えるぞ。
ゲームファイター的総括:おもしろい!ただし、歯応えあり!
前作をプレイしている方でも変更点が多いので、新鮮に楽しめるはず。
始めてプレイする方には少し難しいかもしれないが、それでも時間をかけながらゆっくり進めると確実に楽しめるぞ。
やっぱりCrystal Warはおもしろいゲームだ!と再認識できる内容だ。
これはおすすめ!
開発 | Digitalfrog |
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掲載時の価格 | ¥170 |
カテゴリ | ゲーム |
容量 | 24.3 MB |
執筆時のバージョン | 1.0.5 |
Crystal War Blood Field