iPad版としてリリースされていたGarageBandですが、やっとユニバーサル化されiPhoneでも使えるようになりました!
数時間使ってみて、iPhoneの画面サイズでも無理なく使うことができるように調整されているなぁ、と感じました。iPad版を使っていた方は何の迷いもなく使いこなすことができます。
ユニバーサル化だけでなく、機能もいろいろと強化されています。キーボードにアルペジエータが搭載されたり、Touch Instrumentsでのベロシティ設定、3/4拍子と6/8拍子のサポート、AACとAIFF形式(非圧縮)の書き出し、などが追加されています。
今回のアップデートにより、より多彩な曲を作成できるようになりましたね!
さっそく、iPhoneでの雰囲気と追加された機能を中心にご紹介いたします。
iPhone – GarageBand
さっそくチェックしていきましょう!
とりあえずドラムを選択してみます。
iPhoneでもなんとかバシバシと叩くことが可能です!
音源を変更するには左上のボタンからです。音源だけでなく、ドラムキットの変更もこちらからですね。
iPad版で素晴らしかったSmart Drumも健在です!普通に使うことができます!
僕はギターを弾きますので、ギターアンプもチェックしてみましょう。
つまみは別画面から変更することができます。
こちらはアレンジ画面です。
こちらもiPad画面と変わらない操作感ですね。iPadよりも小さい画面ですが、操作しづらくはありません。
各トラックの音量調節、ソロ、ミュートなどの設定も変わらずです。
トラックのカットやループ、分割も自由自在です。
もし直前の操作をキャンセルしたい場合はiPhoneをシェイクしてください。iPadでは専用のボタンが用意されていましたが、iPhoneならこうだよな、と素直に思いましたね。
アレンジ画面で右上のボタンをタップすると、トラックやセクション、曲の設定画面が開きます。こちらは後ほど詳しくご紹介いたします。
お次にSmart Guitarを使ってみようと思います。
こちらはさすがにiPadのほうがタップしやすいかもしれません…が、複雑なものでなければ十分打ち込み可能です!
コード演奏はiPadと変わらず打ちやすいですね。
コード演奏については、今回のアップデートでカスタムコードを作成できるようになりました。
マニアックなコードを楽曲で使用することができるようになります。こった曲を作成したい人には必須の機能ですね。
お次に、キーボードはこんな感じです。
今回のアップデートで、キーボードには「アルペジエータ」が搭載されました。うまく利用すればフレーズの作成がものすごく楽になりますね。
さて、それではトラックやセクション、曲の設定をチェックしていきましょう!今回のアップデートで大幅強化されているポイントです。
まず、クオンタイズ!3連符とスウィングの設定が追加されました。
さらに、トラックのトランスポーズも可能になりました。
Touch Instrumentsでのベロシティ感度も調整できるようになりました。オフにもできるようになったのが嬉しいですね。ハイに設定すると強弱がつけやすくなります。
3/4拍子と6/8拍子の追加もかなり嬉しいですね!より多彩な楽曲を作成できるようになります。
作成した曲の書き出しについてもパワーアップしています!
iTunesへの共有時にオーディオ品質を選択できるようになりました。非圧縮での書き出しはかなり嬉しい方が多いのではないでしょうか。
iPad – GarageBand
GarageBandをiPadでガシガシ使い倒している方にとっても、今回のアップデートはかなり嬉しいものですね!
iPad版のリリース時に「いつでもどこでも音楽製作できる時代がやってきた」と書きましたが、今回のユニバーサル化により本当に「いつでもどこでも」となりましたね。
GarageBand講座の記事もがんばって書いています!こちらもよろしくです!
(最近、進んでいなかったのですが…このアップデートを機にがんばって再開します)
GarageBand特集 第1回: Smart Drums機能を使って、本格的なドラムパターンをサクッと作る。
GarageBand特集 第2回: ギタリスト必見!ギターアンプシミュレータ機能で遊びつくす!
GarageBand特集 第3回: Smart Guitar/Bassを利用して、リアルなフレーズを作成する。
開発 | Apple |
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掲載時の価格 | ¥450 |
ジャンル | ミュージック |
容量 | 501.4 MB |
執筆時のバージョン | 1.1 |
GarageBand