今回ご紹介する百科事典マイペディア for iPhone/iPod touchは、テキスト情報を中心におよそ6万6000もの項目についてシンプルに分かりやすく解説したアプリです。
中でもおもしろいのは項目をカルタのようにランダムに表示する機能。関連する項目をサクサク見ていけるので雑学を増やすのにピッタリ。
この他、ウィキペディアの内容を検索して保存できたり、項目にメモや写真を付け加えたり、オリジナルの項目を追加することもできます。
百科事典としてはユニークな機能が詰まったこのアプリ、詳しくご紹介します!
「テーマ」から解説を読む
およそ6万6000もの項目がテーマごとに分けられて収録されています。
百科事典というと調べるもの、という感じがしますが、こうやって項目がテーマごとにまとめられているとだらだらと見られるので、アプリを使う機会が増えますね。
テーマの1つ、たとえば「世界の高い山」を開くと、そこに収録されている項目をざっと見ることができます。左が縮小したところ、右が最大まで拡大したところです。
「M」をタップすると、その項目の解説を詳しく読むことができます。
項目ごとにテキストや写真などをメモとして登録したり、「マイ百科事典」機能を使って、項目を自分でつくった百科事典に登録することができます。
左:「マイ百科事典」に登録すると、あとから項目が呼び出しやすくなります。
右:「関連」では、関連する項目が表示されます。ついつい目移りしちゃいますね。
今日の出来事
「今日の出来事」では、その名の通り、今日の日付と同じ日に起きた歴史上の出来事を解説した項目を表示してくれます。右上に西暦が表示されているのは便利ですね。
もちろん日付部分をタップすれば、表示する日付を変えることができます。
検索
キーワードから百科事典に収録されている項目を検索することもできます。
マイ百科事典
ここでは作成したマイ百科事典を管理できます。
左:新しくマイ百科事典を追加したり、既存の百科事典を消したり…
右:事典の中に Wikipedia の項目を追加したり、オリジナル項目も追加できます。
Wikipedia の項目は、最初の解説文がアプリにダウンロードされて保存されます。たいてい図書館などの中は電波状況が悪いので、これは重宝しそうですね。
オリジナル項目には、項目の名前と読み、解説文を設定できます。ですから架空の項目をどんどん追加して、オリジナルの百科事典をつくってしまうことも可能です。
その他
左:「その他」では、ジャンル・地域・季節ごとに項目を探していくことができます。
右:西暦順に項目を見ていける「メモリアル」。歴史を学ぶのに使えますね。
今日のランダム
この百科事典最大の特徴とも言えるのが、この「今日のランダム」。百科事典中の項目をサクサクと見ていけるので、雑学が増えること間違いなしです。
開くとランダムに項目が表示され、真ん中のカードに関連する項目が周りのカードに表示されます。
周りのカードをタップすると、その項目が真ん中に表示され、それに関連する項目が新たに表示されます。
気になったカードをタップすれば解説が読めますし、関連する項目がどんどん表示されていくので、紙の百科事典とは違って事典を読んでいるという感じがしません。
「今日のランダム」機能やテーマや地域・ジャンルなどによって項目がまとめられているおかげで気になる項目を探すというよりも、おもしろそうな項目を自分から探してどんどん読んでいく、読み物としての百科事典になっています。
知的好奇心をおおいに満たしてくれるアプリですので、雑学を増やしたい方やちょっと気になることは事典ですぐ検索したいという方にオススメです!
- 販売会社URL:Hitachi Systems & Services, Ltd.
- 掲載時の価格:¥2,000
- 辞書/辞典/その他
- 容量:50.5 MB
- 執筆時のバージョン:1.1