遂にApogee JAMが日本でも発売開始されました。この時をどれほど待ったか…首を長くし、一度元に戻して、また長くしたりして、とにかく待った!
iPadのGarageBandで使うことができるオーディオインターフェイスです。大きな特徴は「Dockコネクタ経由でギターを録音できること」です。より高品質なギターを録音できるわけですから、これは大きな違いです。さらにノイズやハウリングが大幅に軽減されます。ハイゲイン設定が大好きなギタリスト(僕)が泣いて喜ぶでしょう。
Apogee JAM について3分半ぐらいで語ってみました!
その他にも、入力ゲインを調節できるツマミ付き、ケーブルを変えることによりMacでも使える、といった特徴があります。さらにGarageBand以外のアプリでも、ただ一つのみですが使うことができました!こちらは記事の最後のほうで解説しています。
使ってみて感じたことは…「これは買いだ!」ということ。なぜ「買い」なのか…さっそく紹介に入ります。
Apogee JAM をチェック!
まずは内容物の確認です。本体とケーブル、簡単な取扱説明書と保証書が入っています。
マジックテープもついてきます。恐らく、ストラップやギター本体に貼り付けて固定して使ってね、という意図だと思われます。
こちら側にシールドをカチャッと。
反対側にはDockケーブルを接続します。
サイドにゲイン調節用のつまみがあります。
最大40dBゲインのハイクオリティプリアンプを使用しています。シングルでもハムでもアクティブでも、ピックアップに合わせて適切なゲインに設定することができます。
Apogee JAM を使ってみる!
使ってみる…と言っても、ただ接続するだけ!
JAMを接続し、使いたいアプリを起動し、LEDが青から緑に変わったら準備OKです。後はギターを弾きながらゲインを調節してください。
Apogee JAM のココがいい!
ノイズが気にならない
ノイズがかなり軽減される、この違いには使い始めてすぐに気付きます。
今までノイズゲートをかまさないとシャーシャーうるさかったアンプ設定でも、ノイズゲートが不要になります!これには本当に驚きました!また、ハウリングもほぼ発生しなくなります。
Macでも使える
付属のUSBケーブルで接続することにより、Macでも使えてしまいます。ドライバーのインストールも不要です。ソフトウェアからインプット設定をJAMに変更するのみです。
残念ながらJAM自体にはヘッドフォンアウトはありませんので、Macのヘッドフォンアウトを使うことになります。内蔵スピーカーから音を出すこともできますよ。
duetやone、他のオーディオインターフェイスに比べたら劣るかもしれませんが、ポケットに収まるサイズ、かつこのお値段でMacでも使えてしまうのはかなり嬉しいですね。
GarageBand以外のアプリでも使用可能
GarageBand以外のアプリでもJAMを使用することができます。ただし、全てのアプリで使用できるわけではありません。残念ながらAmpKitのみでしか使用することができませんでした。Amplitubeやその他のアプリでは使用できませんでした。。
AmpKit+の記事はこちら。
→ギタリストなら無視することはできない、究極のギターアンプシミュレータ!
ユニバーサル化されたのでiPadでも使えますよ!
→[iPhone, iPad] AmpKit+: 究極のギターアンプシミュがユニバーサル化!新機能追加!AmpKit LiNKも使ってみた!
Apogee JAM はとにかく「買い」だ!
恐らく皆様が気になる点としては、他の製品と比較して若干お高めな値段設定でしょう。ただ、その価格差以上の価値は十分にありますね。
海外では日本より先に発売されていましたが、いまいちな感じの評価をちらほら見つけ、正直不安でした。しかし、使って10秒ぐらいでそんな不安は吹き飛びました!記事を書こうと思っていたのに、2時間ぐらいギターを弾いてしまいました。。
GarageBandはもちろん、AmpKitでも使えるオーディオインターフェイスとして、Apogee JAMは間違いなく「買い」です!要チェックですぞ!!