WWDC2011で発表された iCloudが提供するサービスの一部であるAppStoreクラウド化が、既にiPhone・iPadで機能している(β版)ので、早速試してみました。もう一つの機能はストアから消えた購入済みアプリの再ダウンロード。
iPhoneとiPad、もしくはiPhoneとiPod touchなど、iOSデバイスを複数持っている方必見ですよ!
一言で言えば「iPhoneでアプリをダウンロードしたら、いつの間にかiPadにインストールされる」というサービスです。
正確に言えば、あるデバイス(iPhoneとかiPadとか)でアプリをインストールしたら、同じAppleIDのデバイス(iPhoneとかiPadとか)にも自動的にそのアプリがインストールされるというサービスです。追記:さらに、iTunesで購入したアプリも自動的にiOSデバイス(iPhoneなど)にインストールされます。設定方法は後述します。
まさにいつの間にか!という感じ。
*まだβ版でのサービス提供だからでしょうか、ユニバーサルアプリでなければ自動同期がうまくいきませんでした。正規版リリースの際は、ユニバーサルアプリに限らず自動同期してくれると嬉しいですね
*iPhone 4およびiPad 2間で機能しているのを確認いたしました。その他のデバイス(iPhone 3GSやiPod touchなど)では未確認です
それでは早速設定方法を確認しましょう!
まずはiPhoneの設定から。
設定>Store に行き、Appをオンに!(なお、本機能をWiFiではなく3G環境下で利用したい場合は、モバイルデバイスもオンにしましょう)
次にiPadの設定。
こちらも 設定>Store に行きます。
そしてAppをオンに。
適当にユニバーサルアプリをダウンロードしてみてください。無料アプリにしましょう。
iPadにダウンロード!そして、ぼーっとしていると・・・
いつの間にかiPhoneにも同じアプリがインストールされてる!!マジですか!!!
さらに、iTunesで購入したアプリも、自動的にiOSデバイス(iPhoneなど)に同期されます。そのためには、iTunesを最新版の10.3にアップデートしましょう。(アップル – iTunes – iTunesを今すぐダウンロード)
アップデートしたら、iTunesの環境設定からStoreを選択し、Appにチェックを入れましょう(以下の画像を確認)。これで、iTunesで購入したアプリが自動的にiOSデバイスにもインストールされるようになります!
以上です!
同じAppleIDで複数のデバイスを使っている人にとっては、手間が省ける素敵な機能ですね。私はiPhone 4とiPad 2を使ってこの機能を試してみましたが、例えば2台のiPad間でも使えますし、iPhoneとiPod touch間でも使えるわけです。個々人のニーズに合わせて使いやすいように使うとよさそうです。
これがさらに進化して、パソコンのiTunesで購入したら、いつの間にかiPhoneにアプリがインストール!なんてところまできたらもっと嬉しいですね。