どんなに便利なデバイスでもバッテリが空になってしまっては使い物になりません。HyperJuice はそんなバッテリ切れを回避できる超便利アイテム!
150Wh モデルだと iPhone 4 は15回以上、iPad 2 は3回以上もフル充電できる優れもの。また USB 充電に対応しているデバイスなら HyperJuice で充電可能です。
さらに後日紹介するHyperJuice Magic Box を使えば、手持ちの MacBook 用 AC アダプタを使って MacBook を充電できます。
今回は前述の通り 150Wh モデルをレビューしますが、この他にも 60・100・222Wh と3つのモデルがあり、様々な用途に対応できます。
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HyperJuice をチェック!
パッケージはこんな感じ。下にある箱は後日ご紹介する HyperJuice Magic Box – MagSafe Modification Kit 。HyperJuice で MacBook を充電する時に使います。
内容物を確認しましょう。
1. シガーライター変換器:シガーライターを経由して HyperJuice から給電できます
2. 電源ケーブル:AC アダプタに繋ぎます
3. AC アダプタ:家庭用コンセントから HyperJuice を充電する際に使います
4. HyperJuice 150Wh モデル:中央に「HyperJuice」というロゴが入っています
Hyper Juice のポートは全て左側にあります。
1. 充電アダプタの接続口:充電の際に AC アダプタや変換器を接続します
2. バッテリ残量チェックボタン:押すと4番の LED が残量に応じて光ります
3. ON/OFF 表示灯:HyperJuice から給電している際に点灯します
4. バッテリ残量ゲージ:バッテリ残量に応じて最大4つの LED が点灯します
5. USB 出力ポート: USB デバイスを充電する口(最大出力は5V)
6. DC 出力口:MacBook などを充電する際に使います
HyperJuice をフル充電するには4時間ほどかかりました。他モデルとは容量が異なるので、あくまでも 150Wh モデルでの実測値です。
また、付属の AC アダプタで充電する場合、アダプタ本体がかなり熱くなります。紙や布などを上に置いておくと故障の原因になりかねないので、充電の際は注意してください。
充電が完了すると AC アダプタの LED が消灯します。では、実際にどれくらい使えるのでしょうか? iPhone 4 と iPad 2 を酷使して試してみました。
iPhone 4 を充電してみた
すべてバッテリが空にした状態から充電を行いましたが、なんと驚いたことに15回もフルに充電できた上に、さらに60%も充電することができました!
iPad 2 を充電してみた
iPad 2 でも同様のテストを行った結果、フルで3回、さらに60%ほど充電できました。AppBank では iPad を2回以上フル充電できるバッテリをレビューしていない(はずな)ので、HyperJuice は現時点で最高峰の充電能力を持っていると言えます。
なお、販売元によれば iPhone 4 の駆動時間は約29倍、iPad は約6倍に伸びるとのことですが、AppBank では0%状態からの充電回数で外部バッテリのスペックをテストしました。そのために公称値とは異なる結果になったものと考えられます。
いずれにしろ iPhone/iPad をフル充電できる回数はかなりのもの。夜中に HyperJuice を充電すれば昼間の電力使用量を極力抑えられますので、節電にも貢献できそうです。
ただ、Hyper Juice 本体が 150Wh モデルの場合だと1090グラム、容量が最も少ない 60Wh モデルでも360グラムと結構な重さです。持ち歩くには少しキツいですが、持ち歩けない重さではなく、電源が確保できない所へ出かける時は頼れる相棒となります。
というわけで優秀な HyperJuice ですが、一番の問題は本体の重量ということになりそうですね。この点を許容できる方には間違いなくオススメの一品です。
次回は HyperJuice で MacBook を充電できる HyperJuice Magic Box – MagSafe Modification Kitと AC アダプタを改造することなく HyperJuice から MacBook へ給電できるApple MagSafe Airline 電源アダプタ をご紹介します。
2011.06.04
シガーライター変換器の機能を誤記していましたので修正いたしました。
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