人体はおよそ200もの骨から構成されています。そしてそれぞれにはキチンと名前が付けられており、役割があります。それを解説してくれるのが、今回ご紹介するSkeleton System Pro II (NOVA Series) iPad edition というアプリです。
360度好きな角度から骨を見られるだけでなく、部位の名称・機能をチェック可能。表記はすべて英語ですが、医療現場や学問の場で活用できるほど充実しています。
部位の名前を答えるクイズ機能も搭載。楽しく遊びながら骨博士になれますよ!
このままでも人体骨格を横軸に360度回転させられますが、より詳しく各部位を見ていきたい場合には、左にある「Quick Navigation」の人体骨格のその部分をタップします。
例えば頭蓋骨部分をタップすると真ん中の画面はその部位を拡大して表示します。
「Quick Navigation」の「Superior」や「Inferior」をタップすると部位の上部や下部をチェックすることもできます。
さらに頭蓋骨はスライスして中を上部・側面・前面から見ることができます。
左の部位名リストから項目をタップすると、その部位が存在する場所がクローズアップされ、解説が表示されます。部位のキーワード検索もできます。
靭帯も表示できます。右に表示されているツールバーの+/−ボタンをタップすると…
足の付け根の部分に靭帯が付加されました。このように靭帯の位置やその機能の解説文をチェックできるので、スポーツをする方にもこのアプリはオススメですね。
ツールバーにあるピンのボタンをタップすれば、現在表示している部分に存在している部位の位置や名称が分かります。ピンを新たに付け加えることもできます。
様々な角度からの画像を1つの画面に表示させることも可能。あらゆる角度から特定の部位を調べたい時に便利な機能です。
興味深い部位を見つけたら、メールで友人に画像を送ったり、Twitter や Facebook で共有することができます。
各部位の名称を答えるクイズ機能も搭載。楽しみながら骨の名称について詳しくなれます。『ボーンズ』への近道ですね。
表示するピンを限定することもできます。
縦表示で使うと、画面を最大限活用して人体骨格を見ることができます。
医学など人体に関する勉強をされている方や整体師を生業とされている方にぴったりです。iPad に最適化されているだけあって写真も高解像度で、人体骨格を詳しく学ぶには申し分のない機能・内容になっています。
医療の現場や学問の場での活躍が期待できるアプリですね!
- 販売会社URL:3D 4 Medical, In depth medical apps for iPhone, iPad and large collection of high quality medical images and animations
- 掲載時の価格:4600円
- メディカル
- 執筆時のバージョン: 2.2