2010年度グッドデザイン賞を受賞したケース、TUNEFOLIO for iPadをご紹介します。
オレンジのケースに黒のラバーバンドが映えるこのデザイン、一見すると手帳のようですよね。また革の品質、縫製も手帳と同じようにしっかりとしたものになっています。
このケースの魅力とフィルムの貼り方を2分半の動画にまとめました
機能も充実しています。ケースは、開くと iPad のスタンドになり、折り返すとキー入力に最適な角度で iPad が固定される優れもの。さらに落下防止用のストラップも付いていますから、持ち歩く時も iPad を使う時も安心です。
このオレンジの他にはブラックとホワイトもありますので、オレンジがちょっと派手だなと思われた方はぜひそちらもチェックしてみてください。
それでは詳しく見ていきましょう!
AppBank追記: 初代 iPad 用のケースです iPad 2用の同ケースは厚みやカメラ穴などの違いがありますのでこちらよりご確認ください。
TUNEFOLIO for iPad 2G オレンジ
TUNEFOLIO for iPad をチェック!
パッケージはプラスチック製でケースの外観がチェックできます。
中身を確認しましょう。
1. TUNEFOLIO for iPad:ケース本体
2. 液晶保護フィルム:反射を軽減するアンチグレアのフィルム
3. クリーナークロス:フィルムを貼る際に使います
ケースの脱着方法
ケースを開き、左側から横にスライドさせて iPad を入れます。
固定は2本のマジックテープで行います。
ケースの外観
表面。表面には革を使っています。滑りにくく、手になじむ感じです。
黒いヒモはラバーバンドと言い、これでカバーが不意に開くのを抑えます。
裏面。角度を付けて iPad を自立させるための折り目が付いています。
右側面。ボリュームボタンやスイッチは問題なく使えます。
上部。ラバーバンドを付けたままだと電源スイッチは押せません。不意に電源が入ってしまうのを防げますね。イヤホン端子やマイクには問題なくアクセスできます。
下部。ケースを付けたままでも Dock コネクタは接続できます。またスピーカーにもケースが干渉しないようになっているので音がこもりません。
ケースには落下防止のストラップが付いています。あくまで落下防止のためのものなので、これを掴んでケースを持ち運ぶのには適していません。
ケースを開くと iPad を操作できます。ケースが光センサーやホームボタンに干渉しないようなデザインになっています。
黒とオレンジのコントラストもなかなか良いですね。縫製はかなりしっかりとしていますし、革の質感も良好で高級感があります。
ケースはスタンドにもなります。これが最も寝かせている状態。カバーとの接触面に小さなマジックテープが付いていて、それで角度を維持しています。
そしてこちらが最も角度が大きい状態です。その時々に合わせて角度が細かく調整できるのは良いですね。ビデオや資料、電子書籍も読みやすくなります。
カバーを裏返すと微妙な傾斜が付くので iPad が操作しやすくなります。特にソフトウェアキーボードを使っての文字入力が快適になります。
付属の保護フィルムは…
付属のフィルムは液晶の反射を軽減するアンチグレアフィルムです。写真の通り、反射をかなり軽減できているのが分かるかと思います。触った感じはサラサラとしていて、スワイプやフリック、ドラッグといった操作がしやすくなります。
まとめ
全体として非常によく出来ています。革の質感やていねいな縫製のおかげで高級感があります。ケースはスタンドにもなって、さらには折り曲げれば iPad がキー入力に最適な角度で固定できます。落下防止用ストラップも持ち歩きの際には心強いです。
一方で iPad をケースに固定する際と自立させる際にマジックテープを使っていますから、このギミックが好みでない方もいらっしゃるかもしれません。
が、手放しに評価できない理由はこれだけでケースとしての完成度は高いことに違いはありません。オシャレに、そしてスマートに iPad を持ち歩きたい方にオススメです!