何でも貼り付けられるメモアプリがあれば…とお考えの皆さま、お待たせしました!
今回ご紹介するCircus Ponies NoteBookは、写真・図・手書きメモ・音声・ファイルとほぼ何でも貼り付けられるメモ帳です。しかもテキストデータはすべてアウトラインエディタと同じように管理されるので、要点を押さえた的確なメモが残せます。
さらに素晴らしいのは「Multidex」機能。入力済みのテキストを単語に分別し、五十音順に並び替えてノートブック毎の索引をつくります。タグと違ってわざわざ設定する必要がなく、単語から芋づる式に関連するメモが表示できるのは非常に便利です。
詳しくご紹介します。
ノートブックは用途に合わせて12種類を収録。
今回は「旅行プランナー」を使って、ノートをつくっていく過程をご紹介します。
ノートブックは見開き2ページで表示され、ピンチイン・アウトで拡大縮小ができます。
真ん中のタイトルをタップするとノートブックの内容がリストで表示されます。
アウトラインエディタなのでテキストは箇条書きになります。インデントを挿入すると上の項目に付属したものになります。フォントの種類やサイズ、色も指定できます。
作成した項目はドラッグ&ドロップで自由に並び替えができます。アウトラインエディタの特徴的な機能ですね。新しい情報を書き加えたい時には便利です。
手書きメモが残せる
手書きのメモも書けます。書く際に若干の引っ掛かりを感じるので走り書きは難しいですが、ちょっとしたメモを残すのであれば問題なく使用できるはず。パワーサポートのスマートペンと合わせて使うと良い感じです。
書いたメモはドラッグ&ドロップで移動できます。サイズも変更可能です。
ページの体裁は自由に変更できる
普通のメモ帳やアウトラインテキストエディタと異なるのは、ページの体裁を自由に変更できること。リフィルを変えるような感覚でページの体裁を内容に合わせられます。
写真・書類・付せんを貼り付ける
写真はアウトライン・図・注釈として挿入できます。
さらに付せんも貼り付けられます。付せんはテキストのメモが書き残せるものと色つきのラベルのもの、さらに用途毎に分類するためのラベルのものがあります。
写真や図、付せんの前後関係は後から変更できるので付せんを写真の前に貼ったり、逆に後ろに移動させたりできます。メモが残せる付せんと写真はサイズも変えられます。
さらにファイルを挿入することも可能。ここではPDFファイルを挿入してみました。ファイルは他のアプリで開きます。PDFは1ページだけが表示されますがページ全体に拡大していろいろと注釈を書き込んだり、メモを書き込んだりもできます!
専用アプリのようなドロー機能に惚れた!
四角形や円を挿入することもできます。矢印も用意されているのでワークフロー図も楽勝です。枠線の色や透明度、傾きなど細かく調整できるのも専用アプリのようで便利!
手書き機能と合わせて使うと良い感じです。地図も楽々!
長時間録音できるボイスメモ機能
iPadのマイクで録音もできます。バックグラウンドでの録音にも対応しているようですが、若干この機能は不安定なのであくまでメモのバックアップとして使うのがベスト。
30分以上の録音にも対応しています。再生と停止ボタンしかないのが玉に瑕。
自動で索引を作成する「Multidex」機能
このアプリ最大の特徴とも言えるのが「Multidex」機能。ノートブック内のテキストを自動的に分類して該当する言葉をインデックスで分類し、索引として利用できます。
若干アプリの挙動が不安定だったり、描写に時間がかかったりすることもありますが、アウトラインエディタとしての機能は超一級と言える代物です。
色々とメモに詰め込みたい方はぜひお試しください!
- 販売会社URL:Circus Ponies Software Technical Support
- 掲載時の価格:3500円
- 仕事効率化 (Productivity)
- 執筆時のバージョン: 3.0.4