高度1万メートルからの景色は航空機に乗った時だけ眺められる特別なものです。色鮮やかでシャープな空と雲、そして太陽の陽射しはいつまでも眺めていたくなります。そんな風景を切り取ったのが、今回ご紹介する高度一万メートルの風景という写真集アプリ。
単に写真を収めただけでなく、飛行家の言葉を引用したエッセイや管制塔との無線通信やジェットエンジンの音をミックスしたBGMと組み合わせて目と耳で楽しめる作品です。
一見すると航空機好きによる航空機好きのためのアプリのように思えますが、メインは航空機から見える景色。空と雲の写真が好きな方はグッと来るはずです!
基本操作
左:ページを左右にスワイプすることでページをめくります。画面をタップすると…
右:下に表示されるプレビューからページが直接選べます。さらにBGMも再生可能。
BGMには「航空音楽」の第一人者、宮川昭夫氏の作品「飛行機雲・The Contrail」から6曲が選べ、さらに30分にも及ぶ空港のロビーで耳にするあのアナウンスも聴けます!
ちなみに「航空音楽」とは、航空機と管制塔との無線のやりとりや機内でのアナウンス、さらには航空機のエンジン音などを使って空を飛んでいる時の雰囲気や気持ちを再現した音楽を指すジャンルのようです。
ページはすべて縦長。
どの写真もクオリティ高し!です。
高度1万メートル特有の澄みきった空気が、写真にシャープさとコントラストの高さを与え、地上では決して見られない風景を眺めることができます。
幻想的過ぎる光景。
こんな光景を毎日のように見られるパイロットが羨ましい!
大西洋単独無着陸飛行に初めて成功した飛行家、チャールズ・リンドバーグの言葉を引用した独特のエッセイが随所に配されています。
彼が飛んだ時も空はこんな感じだったのでしょうか。
延々と広がるロシアの大地と空。
どれほどに高い位置を跳んでいるのかが分かります。
原理を考えれば高度1万メートルでも虹はできて当たり前。
でも、その高さから虹を見られる機会は滅多にありません。
貴重な1枚です。
本アプリと同名の曲「高度一万メートル」のプロモーションビデオも収録。
在りし日のJASの勇姿が見られます!
このアプリはヤバいです。航空機に乗って、自分の目で同じ風景を見に行きたくなります。エッセイやBGMも、あたかも航空機の客室にいるかのような雰囲気を醸し出してくれるので臨場感があります。電子書籍でしかできない表現ですね。
ぜひ一度、体験してみてください!
- 販売会社URL: エキサイトアプリ
- 参考価格:350円
- ブック (Books)
- 執筆時のバージョン: 1.0.0