Catch Notes
はウェブ版・iPhone版・iPad版など様々なプラットフォームで利用できるメモアプリです。しかもこれらのプラットフォームの間ではクラウドで同期。面倒な作業は必要なく、無意識のうちにメモが同期できます。
素晴らしいのはこれらがすべて無料で利用できること。アプリも無料ですし、ウェブサービスの利用もアプリとの同期も無料です。どうやって収益化しているのでしょうか?
メモはタグで管理。日本語のタグも設定できます(ウェブ版除く)。メモの内容も検索できます。メモを書いてウェブに保存する、というシンプルな用途に向いています。
詳しくご紹介します。
iPad版 – Catch Notes
iPad版ではメモリストが左側に、メモは右側に表示されます。
新たにメモを作成する画面。単に文章を入力するだけでなく、現在地情報・タグ・写真が挿入できます。写真は1つのメモに1枚まで。日本語も問題なし。改行も反映されます。
タグは今までに入力したことがあるものを選ぶこともできます。この履歴はオンラインで共有されるので、iPhone版やウェブ版でも同じように選択できます。日本語もOKです。
実際に写真を入れたメモはこんな感じになります。写真はこのように枠が付きます。
現在地は「Location」に表示されますが、日本の地名は文字化けしてしまいます。
タップするとGoogleマップの地図が表示されます。日本でも問題ありません。
#以下の単語はタグになっており、これをタップすると同じタグが設定されているメモが表示できます。
メモの内容やタグを検索することもできます。日本語での検索にも対応しています。
設定ではメモの同期・並び順やフォントのサイズ・現在地情報を挿入するか否かを決められます。パスワードでメモを保護することもできます。
アカウントの作成は無料。ウェブ版やiPhone版とメモを同期する際には必須です。
新規に作成する場合、パスワードは6文字以上にしてください。6文字未満でも警告なしでアカウントが作成できてしまうので注意が必要です。
Googleアカウントを既に持っている場合は、そのアカウントを使うこともできます。
iPhone版 – Catch Notes
iPad版同様、日本語での検索・メモ作成・タグ設定に対応しています。
この画面はiPad版アプリで左側に表示されるメモリストに相当します。
もちろんiPhone版でも現在地情報・タグ・写真がメモに付加できます。
こちらも写真は1枚まで。
タグの履歴は同期設定をしていれば、iPad版やウェブ版と同期できます。
左:メモを表示させたところ。作成・編集日時が確認できます。
右:iPhone版では地図は全画面で表示されます。
もちろんタグやメモの検索も可能。
日本語も問題ありませんでした。
ウェブ版 – Catch Notes
ウェブ版のCatch NotesにはPCのウェブブラウザからアクセスします。
当然のことながら写真が大きく表示されます。日本語のメモも作成・編集・同期可能。
改行も反映されます。ただ日本語のタグは#を文頭に入れても反映されませんでした。
検索では日本語の単語でも問題なく検索できました。
メモの内容・タグが検索できます。
メモは1万字以上同期でき、写真も1枚まで添付できるなど無料とは思えない高品質なアプリでしょう。また、同期はSSLを経由して行なわれるのでセキュリティも強固です。
特に同期できる回数・容量に制限はないようですので、用途次第ではあのEvernoteを超える可能性もあります。
PC用アプリの開発にも着手しているとのことで、マルチプラットフォームで活躍するメモアプリとなりそうです。ぜひお試しください。
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