Google Latitudeは招待した人とiPhoneの位置情報を共有できるアプリです。
招待できるのはGoogleアカウントを持つ人。Googleの情報を利用するので、以前からGmail等でやり取りしていた人をすぐに招待できるのが強みです。利用にもGoogleアカウントが必要です。
自分の現在地から相手の現在地までの経路を検索できるので、仕事や遊びで相手と落ち合う場所を示す為に位置情報を共有したり、家族で位置情報を共有することで子どもや両親の位置を知る、といった用途に向いています。
詳しくご紹介します。
初期設定を済ませる
Google Latitudeの利用規約やプライバシーポリシーを良く読み、同意できる場合だけ「同意して共有」をタップしてください。
位置情報という非常にプライベートな情報をGoogle社に提供して共有することになりますので、注意する必要があります。
意図しない情報を共有してしまう場合もありますので、利用規約はよく読んでください。
左:Googleのアカウントとパスワードを入力します。
右:「現在地の送信方法」と「バックグラウンド更新」は注意して設定してください。
「現在地の送信方法」は3つあります。「現在地を自動検出」では自動で現在地を検出して情報を更新します。「現在地を手動設定」ではマップ上から現在地を手動で選んで情報を更新します。自動更新ではありません。「現在地を非表示」では現在地に関する情報が一切表示されません。
「バックグラウンド更新」をオンにした場合、アプリを閉じても手動で終了しない限りは自動的に位置情報を更新します。「現在地を自動検出」と共に利用するオプションです。
「現在地を手動設定」ではこのようにGoogleマップで自分の現在位置を手動で設定します。
アバターはGoogleのアカウント設定で変更できます。
Google Latitudeに友達を招待する
自分だけが位置情報を共有してもGoogle Latitudeの真価は発揮されません。
知り合いや友人、家族などをGoogle Latitudeに招待しましょう。
招待するには右上のボタンをタップします。
左:Gmailでやり取りしている人やiPhone/Google上のアドレス帳等から招待できます。
右:相手が共有リクエストに応じてくれると、このようにリストに表示されます。
左:友達をリストから選ぶと友達の現在位置が表示されます。
右:地図をズームアウトしていくと自分の位置や、他の友達の位置も確認できます。
地図から友達をタップすると、相手にメールしたり連絡先を表示して電話したりできます(左)。「地図」アプリで自分の現在地から相手までの道順も検索可能です(右)。
また相手によって共有する情報を制限することもできます。
気軽に位置情報を共有できることで、わざわざ所在地を尋ねなくても近くにいる人に連絡して食事を共にしたりできるのは魅力的ですね。
一方で、簡単に自分の位置情報を共有してしまえるので自らのプライバシーを危うい状態にしてしまうことも有り得ます。自分の用途に合わせて共有設定を変更しながら使うと、そういった事態も回避できるのではないでしょうか。
近くに友人がいた場合、プッシュ通知でお知らせしてくれる機能が実装されると、より便利なコミュニケーションツールとして利用できそうですね。
ぜひお試しください。
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