この記事はこのアプリの開発会社様からの寄稿です。
痛い車、と書いて「イタシャ」と呼ぶ。
日本が世界に誇るオタク文化の最新ムーブメント「痛車(イタシャ)」をiPad写真集化痛車 坂口トモユキ。
お気に入りのアニメキャラで車体を飾る痛車オーナー、全22名の愛車たちを写真家・坂口トモユキが完全撮り下ろし。
「二次元の世界から現実空間に飛び出したクルマを、再び二次元の世界に戻したかった」という情熱が伝わる、高画質デジタルフォトに加え、テキストでは各オーナーの痛車にまつわる物語を収録しました。
痛車(イタシャ)というのは自分が気に入ったアニメのキャラクターを車体いっぱいにステッカーでデコレーションしたカスタムカーのこと。
一見するとスタジオで撮影されたように見える写真はすべて、「夜中の駐車場で全9灯のストロボ(すべてネットオークションで入手)を使用して撮られた」」というこだわりの技法で撮られたものです。
このオーナーは、助手席にキャラクターのコスプレをさせた1/1ドールを同乗させています。
アプリでは写真を拡大して、車内のドールたちの表情を見ることも。
ストロボの光によって浮かび上がるその空間はどこか妖しげです。
この誇らしげに抱き枕を抱きしめるオーナーは、痛車作成時にゲームメーカーに直談判した猛者。
その見事な仕上がりに好評となり晴れて公認痛車になったという逸品です。
しかし、その後胸を締め付けられるようなエピソードが…。
サングラスでクールに決めているこのオーナー氏は、知る人ぞ知る“痛車デザイナー”。
この痛車はキャラクターの企業公認というだけでなく、大型ステッカーの施工や各種装飾なども各業者とのタイアップというプロ仕様。
真っ赤な高級スポーツカーに栄えるそのデザインは、高画質で見てもそのクオリティの高さに圧倒、さすが匠の技です。
高画質写真に加え、文章では写真家・坂口トモユキ氏が独占取材した、それぞれのオーナーの痛車にまつわる物語を詳細に記述。
テキストは全編、英語訳も完備し、今や世界の共通語となった「オタク」文化の最前線をとらえたフォトドキュメントとして、世界に向けて発信します。
アニメやゲームのキャラクター、イラストレーターに対する痛車オーナーたちの愛の塊とその物語が詰まった胸熱なアプリです。
●写真家プロフィール
坂口トモユキ
1969 香川県生まれ。東京都多摩市在住。
岡山大学地学科、東京大学大学院地球惑星物理学専攻、日本写真芸術専門学校二部卒業。
2007 年に米国Aperture Portfolio Prize Runners-up に選出、2008 年に写真集「HOME」(蒼穹舎)で写真の会賞受賞。
Descubrimientos PHE09(スペイン)に参加。夜の写真学校二期生。
ウェブサイト :tsaka.jp : Tomoyuki Sakaguchi Photography
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