Genius Scanが登場した時に叫んだ「スキャンアプリの価格破壊や!」という言葉をもう一度使いたいアプリ、CamScanner Freeをご紹介します。
基本機能は以下の通り。
- 名刺やホワイトボードを撮影した写真の加工機能
- スキャンデータの整理機能
撮影した写真について、必要部分を切り取って拡大し、さらに2種類のフィルタで写真上の文字などを見えやすくする加工を行えます。
その上、スキャンアプリが苦手としている「ファイリング」機能も充実しています。パソコンや友人、さらにはGoogle Docs、BOX.net、Evernote、iDisk、Dropboxへのスキャンデータ転送もお手の物。
いやぁ、充実のアプリですよ。早速ご紹介していきます。
起動したら、左下のボタンをタップして、早速写真撮影をしましょう。「Take picture」をタップ!
名刺を撮影しました。撮影できたら、スキャンしたい範囲を決めましょう。90度回転などもできます。そして、画面上部から、加工の種類を選びましょう。左から、Original(加工なし)、Lighten(明るくする)、Magic Color(鮮明化)。
Magic Colorを選択して加工を行いました。名刺部分だけをバッチリ取り込むことが出来ましたね。わーい!
この画面にきたら、まず画面上部にタイトルを付けましょう。次に、右下にある+をタップして・・・
メモを入力しましょう。必要に応じて、写真アルバムに保存したり、メールで転送することも可能です。
取り込みと編集が完了したら、自動的に「new doc」と名前のついたスキャンデータが登録されます。
ついでに、名刺の裏も取り込んでみました。
この画面からは、スキャンデータをタップで「データの閲覧」、右下のPDFと書かれたボタンをタップで「PDFプレビュー」、右下タップで「PDFの各種サービスへの転送」を行えます。
データの閲覧画面が左で、PDFプレビュー画面が右です。
メールで転送だけでなく、Google Docs、BOX.net、Evernote、iDisk、Dropboxに即座にデータをアップロードすることが出来ます。
最後に、右上のボタンをタップして、フォルダの名前やタグ、PDFの方向(縦・横)、サイズなどを設定しましょう。
ホーム画面に戻ってきました。先ほど作成した「Test」というフォルダが作成されていることがわかると思います。なお、下部ツールバーの中央のボタンをタップで、右側画像のようにサムネイル表示も可能です。
Wi-Fi経由でパソコンからデータをダウンロードするのもカンタン。
WiFi SharingをONにしたあと、表示されるURLをブラウザに入力するだけです。
こんな感じの画面が表示されたらOK!
最後に、右上のチェックボタンをタップして、フォルダをさらに選択することで実行可能な「一括」機能をご紹介します。
一括で取り扱いたいフォルダにチェックを入れたら、左から2番目のボタンをタップしてみましょう。
すると、選択したファイルをPDF化したものを一気にメールで転送することができます。
それだけでなく、タグを一括変換したり、Google DocsやEvernoteに一括アップロードできます。
設定機能はとてもわかりやすいです。
タグの色や、デフォルトのスキャンサイズなどを設定できるので、アプリの利用に慣れてきたら触ってみましょう!
以上です!
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- 仕事効率化(Productivity)
- 執筆時のバージョン: 1.1