Underscore Notifyの特徴
- ウェブページ・PDF・ワード・エクセル・音声などが貼付できる
- Box.net/Dropbox/Evernoteにあるファイルが挿入できる
- 画像からOCR機能でテキストに起こせる(英語限定)
何でも貼り付けられる手書きメモアプリ、それがUnderscore Notifyです。
画像を筆頭にテキスト・ウェブページ・PDF・ワード/エクセル/パワーポイントのファイル等のiPadで閲覧可能なものが貼付でき、録音機能で収録した音声も貼付可能です。
さらにDropboxやEvernote上のファイルもダウンロードして貼付できます。
もちろん手書きメモアプリなので、字を書いたり図形を描くこともできます。
線種や色・透明度を細かく設定でき、過去の設定は履歴に残るのですぐ呼び出せます。
手書きメモのみを主に使うというよりは、様々なファイルをクリップしてその説明を書くという使い方がメインになります。
詳しくご紹介します。
Underscore Notifyには描く為の4つのツールがあります。
その他、オブジェクトを動かす為の移動ツールと消しゴムツールがあります。
まずはフリーハンドで線が書けるツール。パレットのボタンを押せば線の種類や色、透明度が変更できます。右側には最近使った設定の履歴を表示。
メモに文字も入力可能。特殊文字の入力もできます。
スペルチェックや文字寄せの設定、箇条書き・番号付リストを書くモードもあります。
入力した文字はあとから文字の大きさや色、フォントの種類、透明度が変更できます。
さらに翻訳機能も搭載。
およそ60種類の言語に相互に翻訳できますが、インターネット回線が必要です。
ひっかかりを感じず、スムーズに手書きが出来ます。
字が汚いのはアプリのせいではなく、使っているユーザーの仕様です。
メモはピンチイン・アウトで拡大縮小ができるので、より小さくメモを書くことも可能。
そんなメモも虫眼鏡ツールを使えば細かく修正できます。
図形描写モードでピンチイン・アウトすれば様々な四角形も簡単に描けます。
ドローツールではないので描いた後に移動することは出来ません。
図形のみならず画像も選択部分のみの色を変えたり、切り取って画像に変換できます。
写真の追加も可能。文章を簡単に並び替えたり配置できるので、このようなちょっとしたレポートも簡単に作成できます。
さらにウェブページを画像としてメモに貼付できます。すげえ…。
内蔵のブラウザでページを開いて…
右上の「Done」をタップしてメモに貼付する際の設定を行います。「Screen」は表示している部分だけを貼付、「Document」はページ全体を貼付します。
しかもOCR機能も搭載!!メモに貼付した画像はこの機能でテキストを抽出できます。
残念ながら英語のみの対応。OCR機能を使うには画像を選択し、右下のボタンをタップ。
OCRの結果が画像の上に表示されます。良ければチェックボタンを押して完了です。
まだ精度があまり高くありません。今後のバージョンアップに期待したいですね。
さらにWord・Excel・PowerPoint・RTF・PDFファイルも画像としてメモに貼付可能。
テキストファイルは自由に編集できる形で文章が貼付されます。(UTF-8のみ対応)
Googleマップの地図画像も貼付できます。
iPadのマイクを通して録音も可能です。長時間録音するとファイルが破損する怖れがあるので、5分や10分程度の短めの時間の録音に向いています。
ノートをピンチアウトとすると表示範囲が広がります。
1ページ当たりのノートの範囲が広いのもUnderscore Notifyの特徴です。
Box.net/Dropbox/EvernoteからもOfficeのファイルやPDF・文章・画像が貼付可能。
書いたメモはページやメモ毎にメールに画像やPDFとして添付できます。
Box.net/Dropbox/Evenoteにもページやメモごと保存することが可能です。
iTunesを介してもNotify形式のファイルをPCに取り出すことも可能です。
詳しい手順についてはこちらの記事をご覧下さい。
iTunes経由で、iPhoneおよびiPadにPDFや画像、パワポなどのデータを簡単に転送する方法!
Underscore Notify – iPhone版
等倍表示のまま手書きメモを描くのはなかなか難しいので、拡大しながら書くと良い感じに使えます。iPad版同様、画像の貼付やOCR機能も備えています。
若干多機能であるが故に使いこなすまでに時間を必要とするかもしれません。しかし、一度マスターしてしまえば強力なメモ/クリップツールとなることは間違いありません。
しかもユニバーサルアプリでありながらとても安く、費用対効果が高いのも魅力的です。
ぜひお試しください。
- 販売会社URL: Underscore
- 参考価格: 115円
- 仕事効率化(Productivity)
- 執筆時のバージョン: 2.1