プレイ動画はこちら
なんと、iPhoneをハーモニカにしてしまうアプリが登場した。上の動画を見ると、iPhoneを横にして、あたかも実物のハーモニカのように口で吹いたり吸ったりして演奏しているように見える。…でも、吹き口はいったいどこに？
実はこのアプリHarmonica 、触れたポイントを検出して音を鳴らしているだけだ。だから指で触れようが唇でくわえようが、きちんとタッチが検出されさえすれば音が鳴るのだ。
起動画面。10穴のダイアトニックタイプをシミュレートしている。
まずは右側の「Free Play」をタップしてみよう。
すると画面上にハーモニカが表示される。吹き口をタップすればそこの音が鳴る。
本物のハーモニカでは、同じ穴を吹いたときと吸ったときに異なる音程が出るが、このアプリではど画面左上のボタンを押している間は吸った音の音程が出る、という仕掛けになっている。さすがにベンド奏法（強く吹いたり吸ったりして音程を変化させる）まではできないが。
また同様に、和音を出す場合は画面右上のボタンを押す。
キーの選択も可能だ。いろんな曲に合わせて演奏できるぞ。
ホーム画面左側の「Learn a Song」では、デモ曲の自動演奏や、伴奏に合わせての練習が楽しめる。収録曲数は40曲。
練習時には吹き口を指定するバーが上から下に流れてくるので、そこに合わせればOK。白いバーは吹く音、青いバーは吸う音（左上ボタンを押す）だ。
音質だが、シビアに聴くとサンプルに少々ノイズが乗っているので楽器としての本格的な使用には向かないが、iPhoneの内蔵スピーカで流す程度ならこれで十分だろう。
ある意味ネタアプリ、しかし楽器アプリとしてきちんと成立しているのが◎。演奏性についても少々トリッキーな面はあるものの、十分実用レベルだ。
こっそり練習しておいて、宴会などでおもむろにiPhoneをくわえて演奏してみせれば、受けが取れそうだ。でも、大事なiPhoneを唾液でべたべたにしないように気をつけないとね。
ちなみにiPadにも対応済みのユニバーサルタイプだ。
- 販売会社URL:Pocketglow – Harmonica
- 参考価格：115円
- ミュージック(music)
- 執筆時のバージョン: 2.3
