この記事はライター募集からの寄稿です。
模範六法2010 平成22年版は、判例付きの六法として定評のある模範六法2010 平成22年版がまるごと入ったアプリです。
そのまんまですね(^^;)。
まるごととはいえ、紙ではなくiPhoneアプリならではの便利な機能がいろいろとついています。
大辞林アプリも作っているあの物書堂さんによるアプリです!どおりで洗練されてるわけだ。
では、早速紹介します!!
起動画面は、シンプルですね。
すでに、模範六法はiPhoneアプリとして、平成20年度版から販売されていますが、各年度によって起動画面やアイコンの色が異なります。
トップ画面は目次。
よく使う法令、最近使った法令、目次の順に項目が並んでいます。
条文や判例の引き方にはいくつかの方法が用意されています。
まずは、オーソドックスに目次から会社法の条文を引いてみましょう。
目次->商法編->会社法の順番で会社法にたどり着きます。
ここで普通に会社法をタップすれば、編や章ごとに条文を見ることになります。
各法律の目次の場面で、右上の階層ボタンをタップすると、法律の目次を階層表示と一覧表示で切り替えることができます。
個人的には一覧表示よりも階層表示の方が見やすくていいですね。
条文の上の方にある条数ボタンをタッチすると、条数を指定することができます。
すると、引きたい条文に簡単にアクセスできちゃいます。
さらに、判例ボタンをタップすると、判例要旨を見られる!
さらにさらに、条文の下の方には参照条文までついています!
法律の学習や、仕事で使うときにも、これはすごくうれしいですね!
左下の目次ボタンでトップ画面に戻ると、最近使った法令に会社法が追加され、次からは簡単に会社法にアクセスできます。
今度は、中下の検索ボタンをタップして、法令や判例要旨を検索してみましょう。
「任意捜査」で判例要旨を検索してみると・・・いっぱい出ました!
そのうちの一つをタップしてみると、著名な判例の判例要旨が出てきます。
検索した文言が黄色でハイライトさらているのも見やすい!
条文ボタンをタップすれば、判例要旨から条文に戻ることもできます。
それから、条文や判例の右側にうすーくフィルム見たいのが貼ってあるように見えるのがわかりますか?
このフィルム、一体何かと思ってタップしてみると・・・色が変わりますっ!!
そう!これは付箋だったんですね!
付箋はタップするごとに色が変わり、全部で5色の付箋があるようです。
薄いグレーの付箋は、付箋をつけていない状態を表しています。
右下の付箋ボタンをタップすると、付箋をつけた条文や判例要旨の一覧を見られます。
付箋の色をタップすると、その色の付箋をつけた条文や判例要旨に簡単に飛ぶことができます。
たしかにこのアプリはけっこう値段がはります。
しかし、重くて大きい判例付きの六法をちっちゃくて軽いiPhoneに入れて気軽に持ち歩けちゃうんですよ。
しかも、紙の六法ではできない検索ができる!!
これはうれしいです。
紙で発売されている模範六法も同じくらいの値段がすることを考えると、法律学習者や仕事で法律を使う人にとっては、間違いなく買いでしょうっ!!
※寄稿したい方はこちら:iPhoneアプリの紹介記事の一般募集について
- 販売会社URL:模範六法 2010 平成22年版 | iPhone | 物書堂
- 参考価格:5400円
- レファレンス(Reference)
- 執筆時のバージョン:1.0