あのGoodReader for iPadでさえSJISの日本語の.txtは読めないのに・・・Files HDは読める!そんな、iPadでファイルを持ち歩くのに便利なアプリ、Files HDをご紹介します。
Files HDの3ポイント紹介
・Wi-Fi経由でパソコンからファイルをさささっと転送
・並び替えや検索機能も充実
・な、なんと日本語のテキストがラクラク読める!(SJISを自動判別して読んでくれた!)
ファイルを持ち歩いて閲覧するアプリとしてはかなり高品質。.txtの読み込みや検索機能、ブラウザからの転送のしやすさなどについてはGoodReader for iPadにも分があります。(Goodreaderの場合は、適切なエンコードを選択する必要がありますが、Files HDは自動判別してくれるようです。SJISについてはそうでした)
早速アプリを見ていきましょう。
左側にフォルダやファイル、右側にファイルの表示画面というスタンダードな配置。では、左下の緑色のボタンをタップしましょう。
すると、ブラウザ経由でファイルをアップロードするためのURLが表示されます。このアプリがよいのは、左下を緑色にしている間は、常にアプリにファイル転送をできる点です。PDFを閲覧しながらでも、フォルダを作りながらでもOK。
コチラがブラウザからの転送画面。いいなー、と感じたのは「複数ファイルの同時転送ができる」点。例えばGoodReader for iPadは、ファイルを1個1個選択して転送する必要がありますが、Files HDはその必要がありません。これは楽や!
さて、左下の緑色のボタンの右にあるのは設定機能です。ここで特長的なのは「Sort Order」ですね。タップしてみましょう。
ファイル名だけでなく、日付やサイズ、ファイルタイプなどでソートが出来ます。これも珍しい機能ですね。さて、次は設定ボタンの右にある、「円の中心に下矢印が書いているボタン」をタップしてみましょう。
こちらはファイルのダウンロード機能です。Downloadをタップで、PDFやHTMLをダウンロードできます。
左上のボタンでダウンロードしている・したファイルを確認できます。しかし、このブラウザ、時々リンクをタップしても先に進むことが出来ないことがありました。使い勝手には難アリです。
こちらがダウンロードしたHTML。
さらに検索機能。こちらは「フォルダ内検索(Publicフォルダ内、とか)」と「全体検索」ができます。
全画面表示
縦画面表示。
こちらはPDFを閲覧中。途中のページにブックマークを挟むことも可能です。
右上のボタンには「Change Text Encoding」。SJISも読めるし、なかなかエンコーディングには強いアプリなようです。
もちろん、他のアプリとの連携もバッチリ実装。
エンコーディング!!
フォルダ内でUNZIPも可能。
ちなみに、画像ファイルはサムネイル表示がされて素敵です!
以上です!
Files HD、想像以上に使いやすいアプリで驚きました。なかなかしっくりくるファイル管理アプリがない方、検討の価値ありだと思いますよ!
- 販売会社URL:OliveToast – Purveyors of fine Macintosh software
- 参考価格:350円
- 仕事効率化(Productivity)
- 執筆時のバージョン:1.6.1