i文庫 HD、Toshismとしては、もう二度と新書を紙の本で買わなくてよいと思いました。と、同時に、本を今まで以上に読むようになると感じました。iPadでの読書体験、最高。
iPhone版電子ブックリーダーの中でも評価の高いi文庫が、i文庫HDとしてiPadにも登場しました!iPhone版でも提供されていた機能、文章のフォントサイズの変更、どこまで読んだかわかるしおり機能、青空文庫との連動、そしてUSB経由でのファイルの転送など、本を楽しむには十分な機能が備わっています。
というわけで、早速レビュー!
起動すると本棚が表示されます。カッコいい!!!各書籍の表紙に特徴があれば、実用的なインターフェースだと思います。本棚は全部で5個あります。
リスト表示も可能です!検索機能がついてくると利便性がさらに上がりそうです。
本の詳細をみるとこんな感じです。はだかの王様を書いたのはアンデルセンなのですね。
こちらが本の表示。いいですねぇ。のちほど記述しますが、様々な設定も可能です。
こちらは縦画面。縦画面については・・・無理ですね。使いにくいとおもいます。横で使いましょう。
ぺらっ!!ページめくりは指を左から右にスライドさせてもOK、画面の端っこタップでもOK。現実的には画面の端タップでしょう。
さて、様々な設定をみていきましょう。まず「しおり」。これは必須ですね!
次に文字サイズ。サイズ、フォント、色などを選べます。
こんなふうに横向きにすることもできます。
こちらは、ページめくり操作です。私のオススメは、「タップ移動方向反転」ですね。
表示の設定はこちら。
あまり変更すると読みにくくなることもありますが、自分好みの設定に変更できるのはうれしいことです。
マージンの設定。
見やすい幅やルビの大きさを設定してくださいね。
背景画像。こちらも初期設定でよいとは思いますが、人によっては「漆黒」に「白文字」も気に入るかも知れません。
外部アプリケーションとの連携もできるようです。大辞林や大辞泉その他ウェブサービスとも便利そうな機能です。
拡大ももちろん可能!書籍では意味がなさそうな機能ですが、マンガなどではよいかも。
マンガはこちら。デフォルトでこのマンガだけ入ってました。
ちなみに青空文庫もすぐにチェック可能!これはマジで泣けます。探しやすさが異常。
ソート機能のご紹介。ソートは、表題順、著者順、未読・既読順で並び替えが可能です。iTunesがCDラックのメタファーではないように、電子書籍管理アプリも本棚のメタファーが適切だとは思えないので、このあたりの整理機能は進化が必要ですね。
本棚から本棚へ本を移動させることも出来ます。
本当に将来的に話になりますが、所蔵本が1000冊を超える時にはまとめて移動させる機能は iTunes で shift を押しながら領域選択できるような仕組みがあるとうれしいと感じています。
URL入力で直接本をダウンロードすることも可能!
FTPサーバーとして機能させて、Wi-Fiで直接書籍を転送することもできそうですね。ただ、例のごとく動作確認はできていません!
最後に、超絶便利なUSB経由でのファイルの転送機能をご紹介!
まず、iPadをiTunesにつなぎましょう。そして下の画面にいきましょう。(iPad>アプリ>下にスクロール)なんとこの画面で、カンタンにファイルをi文庫HDに転送できます。超便利!!!ここではpdfを転送してみました。
ここで転送したファイルは、本棚ではなく、「フォルダ」に格納されます。転送したpdfを読んでみましょう。
PDFも読みやすい!!
以上です!
触れば触るほどスゴイ!早く電子書籍を使いたい!!!iTunesによって、CDの購入数が減った反面、曲の購入数が激増したように、書籍も紙の本の購入は減りつつ、本の購入数は激増するんだろうなと思ってます。いやー素晴らしい。
- 販売会社URL:i文庫HD
- 参考価格:600円
- 電子書籍(Books)
- 執筆時のバージョン:1.01