この記事はペンネームPower1000様からの寄稿です。
皆さんはじめまして。Power1000と申します。
今回はErnie Thomason氏が開発した、Flashcards Deluxeという学習アプリを紹介させていただきます。
Flashcards Deluxeは、いわゆる単語帳などの電子版である暗記カード(フラッシュカード)アプリです。
他の多くの暗記カードアプリとの違いは、タップ・スワイプを駆使した自然な操作、扱えるカード枚数(デッキごとに5000枚超!)、画像・音声のカードへの組み込み、豊富な学習モード、詳細な設定項目、等々にあります。
今お使いの暗記アプリに物足りなさを感じたら、ぜひFlashcards Deluxeを試してみてください。きっと欲しがっていた機能が搭載されているはずです。
このアプリの動画はこちら
起動すると、登録されているデッキのリストが表示されます(恥ずかしながら、画面は私の登録デッキです)。
学習したいデッキ名をタップして学習開始です。
Unicode対応なので、中国語やフランス語などの多言語表示も問題ありません。
カードには画像や音声を組み込むことができます。
デッキデータの作成時に、テキスト色・属性、カードの背景色などを、HTML書式に準じたタグの付加で設定できます。
デッキデータは本体のみで作成・編集できるのはもちろん、表計算ソフトやメモ帳、テキストエディットなどで作成し、本体にWiFi転送できます。
最新バージョンではQuizlet.comという、200万を超えるライブラリ数を誇る暗記カードデータサイトから、WiFiで直接デッキをダウンロードできる機能が追加されました。青空文庫対応アプリによる書籍のダウンロード感覚で、膨大な数の無料デッキをダウンロードできます。
学習モードは標準的なものに加え、間違えたカードを次回に集中して出題するライトナー(Leitner)や、それをさらに時間で管理するスケジュール学習(Spaced Repetition)などの、一歩進んだ学習モードが用意されています。
機能豊富な分、設定項目が多く複雑で、英語インターフェースでもある点を考慮すると、Flashcards Deluxeはヘビーユーザーに向けた、攻略する楽しみが満載のマニアックな暗記カードアプリと言えそうです。
無料のLite版(カード枚数・デッキ数ともに4までに制限されるほかは製品版と同等)が用意されているので、製品版購入前にじっくり検証できます(私もそうでした〜)。
皆さんも覚えたいものは何でもFlashcards Deluxeに突っ込んで、充実した暗記ライフを過ごしてみてはいかがでしょうか?
[from 「これっちゅうこと書いとこ」 (Power1000’s favorites)]※寄稿したい方はこちら:iPhoneアプリの紹介記事の一般募集について
- 販売会社URL:Flashcards Deluxe
- 参考価格:450円
- 教育(Education)
- 執筆時のバージョン:2.4