朝一おはよう、無料アプリ紹介のお時間だ。
iPhoneをライト代わりにするアプリというのも意外にたくさんあるが、ある意味決定版とも言えるアプリが登場した。それがこの蛍光灯-Proだ。
起動すると、真っ暗な画面がチカチカと点滅し、真っ白に点灯する。スクリーンショットでは何とも説明のしにくいアプリである。
では何がある意味決定版なのかというと、グローランプ(点灯管)式蛍光灯をきっちりシミュレートしている点に尽きる。
現在では点灯が速くちらつきの少ない電子点灯方式(インバータ方式)の蛍光灯が主流だが、以前のグロー式蛍光灯では、蛍光管自体が温まっていないとすぐに点灯できずにちらついたり、安定器(トランス)が発する「ジィー」というノイズが気になったりしたものだ。
冒頭の動画でおわかりのとおり、このアプリはそうした点灯時のちらつきや、安定器のノイズまでをも再現しているのだ。また、一定時間ごとに点灯状態が不安定になったりもする。何ともマニアックな、細部へのこだわりである。実用性の面ではまったくもって無意味ではあるが。
画面をダブルタップすると設定画面が表示され、点灯時の音や安定器のノイズ、蛍光管が温まる/冷めるまでの時間、不安定になる間隔などを設定できる。
なお、すぐに点灯させたい場合は起動後にiPhoneをシェイクすればOKだ。また点灯が不安定になったときも、シェイクすれば安定するとのこと。
帰宅時に部屋の照明をつける前や不意の停電時など、ちょっと明かりが欲しいときはもちろんのこと、ポジフィルムを見るライトテーブルの代わりとしても使えるだろう。しかし筆者としては、実用性よりもむしろ「蛍光灯なりきり度」の高さこそを評価したい。
- 販売会社リンク:FLLamp
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