ノートパソコンのユーザなら、数字入力の際に「テンキーがあれば…」と思ったことが1度や2度はあるはずだ。
そんな時に便利なのがNumberKey。なんとiPhoneをWi-Fi接続のテンキーユニットとして機能させるアプリだ。
パソコン側はWi-Fi接続が必須。OSはMacなら10.4.11以降または10.5.5以降、WindowsならXPまたはVista以降が前提条件だ。
まずはiPhone側でNumberKeyを起動してみよう。するとiPhoneの画面いっぱいにテンキーを模したグラフィックが表示される。
デフォルトではAppleの最新MacBookシリーズに合わせたデザイン(Black)だが、他に3種類(White・Silver・Classic)のスキンが用意されている。
次に、パソコン側で専用ソフトNumberKey Connect(無料)を起動する。デバイス欄にiPhoneが認識されたら接続完了だ。これでiPhoneがテンキーに早変わり。ExcelやNumbersなどの表計算ソフトを使う際には非常に便利だ。
外出時などベースステーションがない場合でも、Wi-Fiのアドホック接続(ノートパソコンとiPhoneの1対1接続)を利用すればOKだ。
使い勝手だが、多少接続の手間がかかることを除けば、ソフトウェア的には満点といってよい出来だ。ただし、iPhoneはボディ裏面がカーブしているため、そのまま机やテーブルの上に平置きしても不安定だ。厚手のハンカチなどを敷くか、SmartBase([unite] SmartBase)などのスタンドを使うとよいだろう。
- 販売会社リンク:BALMUDA design | NumberKey
- 参考価格:230円
- ユーティリティ(Utilities)