先日行ったアンケート、合計で1236件の回答をいただきました。
結果をまとめてご報告します。
iPhoneアプリを探す方法 : 回答1236件(複数回答可)
- 1位:ニュースやブログなどの記事から 35% 446件
- 2位:AppStoreのランキングを見ながら 30% 374件
- 3位:AppStore内で特定のアプリ名から検索 16% 200件
- 4位:口コミ(友達や同僚からのおすすめ) 9% 107件
- 5位:2ちゃんねるから 5% 64件
- 6位:アプリ内広告から 1% 15件
- 7位:知っている会社が教えてくれる 1% 9件
- 8位:その他 3% 42件
アンケートの感想
AppBankにて開催したアンケートだったということを贔屓目にみても、アプリを見つけるきっかけの一番の理由が「ニュースやブログなどの記事から」となるのは世界的に見ても日本だけじゃないでしょうか。
海外では圧倒的にAppStoreのランキングが強いと感じています。
「アプリ内広告から」が1%って言うのはなんだかユーモアたっぷりで皮肉な話です。現在、iPhoneアプリのマーケティング手法として唯一確実な手段と考えられているのがアプリの無料(lite)版配布による、有料版への誘導だからです。
現時点においては、関係のあるアプリ内からの誘導じゃなければ有料アプリへの購入誘導は厳しい、ということでしょうか(アドネットワークのAdmobが行ったアンケートではアプリ内広告がきっかけでダウンロードした、という回答が20%にも達していて、それはそれで恣意的なのか、そうじゃないのかわからないけど面白い)。
なお、私たち自身がAppBankを運営する中で、iPhoneアプリがどれだけ売れているのかを日々ランキングやいろんなものを横目でぼんやりと眺めている感じでは、日本国内のiPhoneユーザーのリアルに結構近い回答なのではないかと思います。
ただ、回答の2位と3位に入っているAppStoreという理由がもう+25%ぐらいあってもいいかな、とも思う。
GNReader Zというアプリの場合、Appbankに取り上げられたときは実に20数倍近いダウンロード数に達したというデータを示されていました。ネット戦略が必要だと強調されていました。
上記記事とか、メディアに影響を受けて売上が伸びるわかりやすい反応ですね。
自分たちが言うのもなんですが、日本国内においてはAppBankを含めたメディアに対するマーケティングは非常に重要です。
いいアプリであればメディアの力でランキング25位に一度は入れると感じていますので。もちろん、その順位を継続できるか、それ以上に上位に食い込んでいけるか、はそのアプリの本当の実力次第ですが。
アメリカや海外ではメディアの力だけでは、AppStoreの100位に食い込むことすらできないので、日本国内のケースよりもよりマーケティング手法が混沌としていてみんな頭を抱えながら戦っています。
運を天に任せる、ということ以外の方法で確実に米AppStoreで25位に1度でも食い込むことができるマーケティング手法が見つかれば世界中のディベロッパーが飛びつくでしょうね。
私たちは現在英語版AppBankのリリース準備を進めていますが、それがうまくいけるといいなぁ。
以上appbankの風雲児ことentypostmanがお送りしました。
皆様ご協力ありがとうございます!!!